Under the English Sky |
カテゴリ
以前の記事
お気に入りブログ
link
|
イングランド南部と北部を巡る旅に出ていました。(矛盾してますね〜もちろん、間にロンドンで泊まってます。)まずは、南部編。 そう、イングランド南部で私がずっと行きたかった場所、ストーン・ヘンジを含む日程です。もちろんイングランド南部ではその名もランズ・エンドやドーヴァーのセブンシスターズ、ブライトンやライなど、行ってみたい場所はたくさんたくさんあります。でも欲張らず(というか、一日にしてはものすごく欲張って)、今回はウィンチェスター、ストーンヘンジ、バースの3カ所をまわってきました。 まずはウィンチェスター。大聖堂が有名です。最近は特に、「ダ・ヴィンチ・コード」のウェストミンスターの部分の代用として、映画撮影に使われたことで観光名所になっているそうです。見事な大聖堂です。しかし、それ以上に私が血眼になって探したのは、ジェイン・オースティンのお墓。そう、この南部巡りの旅は、お墓フェチの私個人的にはジェイン・オースティンのお墓参りをかねているのです☆ウィンチェスターとバースといえば、オースティンの故郷。オースティンが最後6週間だけ住んで息を引き取った家を外から眺めて(今もそこに住んでいる人がいるのがすごいですね・・・)わずかな自由時間に必死でお墓を見つけて写真をぱちり↑。また一つ制覇しました♪次はウォリックシャーのジョージ・エリオットが先か、ハワースのブロンテが先か♪ そしていよいよ楽しみにしていたストーンヘンジへ。イングランドらしい広々とした牧草地のど真ん中に忽然と立つ巨石群。夏至には北西にあるヒールストーンから日が昇り、儀式が執り行われる場所。トマス・ハーディーの「テス」のラスト・シーンの舞台です。(本当はラスト・シーンではないけど、テスが捕まるこのシーンが最大の盛り上げ場、お涙ちょうだい場面ですよね!!)観光客がたくさんいたけれど、とても神秘的で荘厳な雰囲気に包まれた場所でした。本当に神秘的という言葉がぴったり。巨石が並んでいるだけなのに、よく見るとそれぞれの石は高さが同じで平行に上に石が載るように配置されていたり、その巨大なスケールを見ると本当に不思議なロマンティックな気分になる、不思議な場所でした。地霊というのは本当にいるのかしらん。ロープが張られていて近づけないのがまことに残念。 そして、バース。これもジェイン・オースティンを思い出す場所ですよね。実際にはオースティンの作品の中では1つしかバースを舞台にしていないというのが驚きであるくらい、私の中ではしっかりオースティンと結びついた街です。そして、英国南部でもっともポッシュな街。ローマ人が温泉を見つけ、英語のbathの語源になったことがあまりにも有名な街ですが、英国では昔から高級避寒地であり、社交シーズンには華やかな紳士淑女であふれかえった、まさにオースティンの世界です。コッツウォルズ地方の最南端であるこの地は、はちみつ色のきれいなバース・ストーンでたてられた家が多く、大きな広々とした街並みの続く美しい街でした。そして、雰囲気がとてもポッシュです。その雰囲気が18世紀からずっと残っているのもイギリスらしい。優雅な街でした。ローマン・バースの遺跡もすごかったし、その後温泉水を飲みましたが、やっぱり定石通り、まずかった・・・エイヴォン川もここでは広々してリゾートらしさを醸しだし、ゆったりと時間の流れるとても優雅でポッシュ(お上品)な街でした。続いて北部、湖水地方編☆
by ellisbell
| 2006-07-29 20:07
| trip
|
ライフログ
検索
タグ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||