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Under the English Sky


英国、ケンブリッジでの生活で感じたことを書いていこうと思います。
by ellisbell
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A HAPPY NEW YEAR!!

A HAPPY NEW YEAR!!_c0105386_1011685.jpg

新年あけましておめでとうございます。

英国も2007年になりました。日本にいる家族や友達から9時間遅れての新年です。こちらの新年は、カウントダウンのお祭り騒ぎで始まりました。メンバーが入れ替わりながら友達と5,6人で晩ご飯を楽しく食べて、それからクラブでのダンスパーティ。今日はカウントダウンイベントのためか、入場料が必要な上に年齢チェックもされていたので、クラブの前にはいつものごとく、英国名物のqueueができていました。ビールやPimm's(も、とても英国で人気のあるお酒です)など飲みながらしばらく話して、11時からダンスフロアに降りました。1時間前からDJさんが「2007年まで後1時間!」とか「50分!」とかカウントダウンを始めて、最後は全員で手をつないだり肩を組んだりして、ぴょんぴょん跳ねながらの年越しです。知っている人とも知らない人ともHappy New Year!!を言い合って、帰ってきました。(イギリスのパブは気楽な場所ですが、この国ではアルコール中毒や酔っぱらいの事件が大きな問題なので、確かに飲み過ぎて一部おかしくなっている人たちもいました・・)新年の抱負をみんなで言い合ったので、少しでも実現に向けて進めばいいなぁ。(ちなみに私の抱負は「もっと和食を上手になる!」です。)

みんなに日本のお正月はどんなの?と聞かれましたが、静まりかえった、寒々とした、深夜の鐘の音が懐かしいです。小さい頃にお寺に鐘をつかせてもらいに行ったりしたことを思い出しましたが、やっぱり英国人にとってのクリスマスのように、日本人にとっての家族でのお正月って特別ですね。おせちはありませんが、明日の朝はこちらでもお雑煮を作ります。(Organic sweet white misoというのが、日本のちゃんとした白味噌のお味であることを祈ります・・)寒くはないけれども風の強い、ケンブリッジの新年です。

皆さんはどのような新年をお迎えになりましたか。皆さんにとって、2007年が素晴らしいものでありますように!!
# by ellisbell | 2007-01-01 10:02 | society

大晦日

大晦日_c0105386_211721.jpg

いろいろあった2006年が終わろうとしています。
ケンブリッジというイギリスの中でも特殊な街で暮らし、オンラインでもオフラインでも、たくさんいろいろな人に出会って、いろいろなことを考えた一年でした。大切なものって、増えたり変わったりしていくけれども、決して減らないんだと実感した一年でもありました。毎年、大晦日というと、昔、日本時間のこれくらいの時間に、母がおせち作りに忙しくしている傍らで、祖母と一緒に紅白を見ながら数の子の皮を取っていた自分を思い出します。今ではいろんなことが変わってしまいましたが、イギリスで、日本とは全く違う大晦日を英国時間で半分終えようとする今、やっぱり今年はどんな年だったのだろうと考えることに変わりはありません。英国人がファミリークリスマスを祝うように、私たち日本人は年神をお迎えし、家族で新年を祝ってきたのですよね。大晦日らしい感慨は、イギリスの空の下でも変わらず私のところにやってきます。2006年は本当に特別な年でした。何より、イギリスで過ごせたことを本当にありがたく思います。成長できたかどうかは定かではありませんが、少なくともいろいろなことを考える時間をたくさん持てたこと、いろいろな方と出会って視野を広げることができたことは、私にとって人生の大きな糧になったと思います。

イギリスと日本。インターネットに助けられた年でもありました。昔の留学生と一番違うと思うのは、やっぱり世界がとても身近になったこと。物理的に日本と1万キロ離れていたって、インターネットで瞬時につながりあえることは、とてもありがたいことです。逆もまたしかりですね。日本に帰った時にも、こちらの友達とはリアルタイムでお話できるのですから。違う価値観と生活習慣ではありながら、改めてやっぱりどちらの国も大好きだと思った一年でした。来年はどんな一年になるのでしょうか。前を向いて進んでいける一年になることを願っています。

皆さま、今年一年、本当にお世話になりました。どうもありがとうございました。
皆さまも、どうぞよいお年をお迎えくださいね。

May the new year bring you success and happiness!!
# by ellisbell | 2006-12-31 21:17 | miscellaneous

近況・概況

近況・概況_c0105386_6232816.jpg

ようやくケンブリッジに戻ってきました♪

ずいぶん日記更新をご無沙汰していました。来英していた弟たちに付き合ってロンドン観光、そしてケンブリッジに舞い戻ってクリスマス礼拝、それから再度ロンドンでのクリスマスを過ごしてから、辺境旅行、さらに、昨日こちらに戻ってくる予定が、ロンドンに着いたのが遅かったのと、お買い物に心残りがあったので、今日は午前中ロンドンでショッピングして帰ってきました。

近況・概況_c0105386_624171.jpg弟たちとのロンドンは、定番の観光コースに加えて、美術館をたくさんまわってきました。ナショナルギャラリーはもちろんのこと、テートや科学博物館までまわって、ロンドンの文化施設を満喫しました。英国美術がとても充実しているテート・ギャラリーは、時間の関係上、ラファエロ前派はあまりゆっくり見られませんでしたが、ターナーやスタッブス(馬や動物の緻密な絵で知られる画家)を堪能しました。科学博物館は初めてでしたが、医学の歴史や飛行機の仕組みなどいろいろ盛りだくさんの飽きない内容でした。そして、今回のアフタヌーンティはブラウンズ・ホテル。メイフェアにある名門ホテルで、アガサ・クリスティが「バートラム・ホテルにて」の舞台として使ったホテルです。アフタヌーンティはさすがに有名なだけあって、とてもおいしかったし、ゆっくりくつろげて、いろいろ話が弾んだとても楽しい時間でした。さらに、弟の誕生日だったので、特別にサプライズをお願いしておいたら、Happy Birthdayを書いたプレートに、ろうそくの立ったケーキを準備してくれていました。その上、クリスマスのミンス・パイやクリスマスケーキまで準備されていて、本当に満喫!という感じでした。ミュージカル「シカゴ」もエネルギッシュで楽しめたし、バッキンガムの衛兵交代でまでクリスマス・キャロルの演奏が楽しめたし、盛りだくさんで楽しいファミリー・クリスマスでした☆

近況・概況_c0105386_624123.jpgクリスマス自体はケンブリッジのキングス・コレッジの礼拝へ。朝7時半から7時間並びましたが、前後の人としゃべったり交替しながらだったので、それほど苦になりませんでした。そして礼拝の素晴らしかったこと!一緒に行ったCが言ったように、世界中に中継される礼拝なので、これからいつもイヴにBBCでこれを聞くたびに、あの暗い空、長い列、前後の人たちとのおしゃべり、そして友達と一緒にこの素晴らしい礼拝に参加したことを思い出すことができるのです。これが一番素敵なことですよね!感激的な経験でした。一生心に残る素晴らしい体験でした。そして真夜中の礼拝は、ダイアナさんも通ったケンジントンの教会で。クリスマスの祝福をいただいて、穏やかな、心に残る、暖かいクリスマスを過ごしました。

そして今回の辺境旅行、行き先は、Wales!だったのでした♪ウェールズ。13世紀にイングランドに吸収合併されてからも、独自の文化と言語を守り抜いてきた誇り高い国。寒くて日の短い中の旅行でしたが、楽しんで来ました。また徐々にウェールズとチェスターへの旅行日記を書きたいと思います。よろしくお願いします♪

気付けば今年も後一日。みなさま、どうぞよいお年をお迎えくださいませ☆

写真は、霜の降りたグランチェスター・メドウ(弟たちとThe Orchardに行った道筋です)、ロンドン、トラファルガー広場でのキャロル、そして、クリスマスに欠かせない芽キャベツです☆
# by ellisbell | 2006-12-31 06:25 | miscellaneous

HAPPY CHRISTMAS!!

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ロンドンにいます。

先週、弟たちがケンブリッジに来てくれてから、何かとバタバタしていて日記を更新できませんでした。実は今もロンドンで、深夜のクリスマス・ミサから帰ってきたところです。昨日の夜にケンブリッジに舞い戻って、今朝は6時に起きて、キングス・コレッジの聖歌隊を聞くために並びました。3時からのミサのために、寒空の下7時間も並ぶというのは実際やってみるまで面倒に感じていましたが、やってみるといろんな人とお話しながら、楽しく時間が経って行きました。そしてキングスの聖歌隊。HAPPY CHRISTMAS!!_c0105386_6203819.jpg本当にすばらしかったです。間違いなく、ケンブリッジの思い出の中でもっとも大きく思い出すことの一つになったと思います。感激的な経験でした。そしてロンドンに再度戻ってきて、ダイアナさんも通ったというケンジントンの教会の深夜のミサに出席しました。司祭さんが力のある方なのでしょう。素晴らしいお声の持ち主で、お説教も面白く、英国らしい穏やかで荘厳なクリスマスを過ごすことが出来ました。

ゆっくり日記を書くことができませんが、落ち着いたらまたご報告したいと思います。おそらく年末か年明けになると思いますけれど・・・そして、どうぞみなさま素敵なクリスマスをお過ごしくださいね♪

HAPPY CHRISTMAS!!_c0105386_6213430.jpgWishing you a very HAPPY CHRISTMAS!!

写真は、King's College, Cambridgeのチャペル、礼拝に参加する人の列、そして、待っている途中で回ってきてキャロルを聴かせてくれた聖歌隊の人たちです☆
# by ellisbell | 2006-12-25 06:17 | culture

霧の中

霧の中_c0105386_7403684.jpg

今日は、弟たちがケンブリッジに来てくれる日。

昨日の夜中は一面の霧でかなり冷え込んでいました。そして今朝。裏庭の芝生は霜で真っ白!!日本では、最近、真っ白に降りた霜をあまり見ませんが、今日はみごとな(?)霜でした。弟たちを駅に迎えに行く途中に見つけたのは、巨大なクモの巣!霧の中_c0105386_7412188.jpg朝に部屋から見える柵に見つけてぎょっとしたのと同じものです。そう、クモの巣に水滴がついて、こんなに大きくなってしまいました。(ハロウィンかなにかの飾り?と思ってしまうくらい!terrible!こんなの初めて見ました・・かなりびっくり。)久しぶりに再会した弟も義妹も元気そうで一安心♪

まずは私の部屋に荷物を置いて、お茶を飲んで一息つきます。それから美しいコレッジ群を見せようと張り切って出かけました。ところが、朝はまだ大丈夫だったのに、お昼前から霧がひどくなってきて、ハイライトであるキングスコレッジにつく頃にはもう周りが真っ白。こんなひどい霧も初めて見ました・・19世紀のロンドンじゃないんだから、よりによって今日こんなにならなくても・・・と思わなくもないですが、そして写真が真っ白になってしまったのは弟たちには残念ですが、これはこれで幻想的な冬のケンブリッジとして思い出に残るのかも知れません。キングスのいつもの裏庭もこんな感じ↑。かなり幻想的な冬の朝の風景ですよね♪(本当はもうお昼前ですが・・)ボストンからやってくると、やっぱりケンブリッジはヨーロッパらしい壮麗な街だと思えるようです。「こんなところに住んでいて、それがもう普通になった?」と弟に聞かれましたが、やっぱりこの街には四季折々の顔がありますから、今でもまだ時々自分がその中にいることが不思議に思える瞬間が多々あります。霧の中_c0105386_7415687.jpg例えば、今日のような、幻想的な霧のケンブリッジ。気温はほとんど上がらずとても寒い一日でしたが、St.John'sの「ため息の橋」も、冬の街らしい、そして少しノスタルジックな風景を作り上げていました。

4時にCの家を訪れると、彼女はお部屋を暖かくして、クリスマスらしい用意で迎えてくれました。2匹の猫ちゃんたちも、お客さんに寄ってきてなついてきてくれます。アメリカの話、経済の話、移民の話から社会保障の話まで、いろいろな話題を取り混ぜて、とても楽しい2時間ほどの訪問でした。そしてミンスパイ。後でこっそり弟にどうだった?と聞いたら、想像していたよりおいしかったとの答え(笑)。一安心です☆明日はグランチェスターに行く予定ですが、今日よりさらに寒いとか・・・どうなることやら??
# by ellisbell | 2006-12-20 07:42 | Cambridge life


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