Under the English Sky


英国、ケンブリッジでの生活で感じたことを書いていこうと思います。
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Commonwealth

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今日もケンブリッジは降ったりやんだりの奇妙なお天気でした。

秋が深まって、いよいよ今週末は時計の針を戻さなくてはならなくなりました。最近は、人に会うたびにその話。「今度の土曜、時計を変えるんだよ」とみんな教えてくれるのですが、やっぱり何人か「どっちにだっけ??」と言う人がいます(笑)。サマータイムが終わるのですから、1時間、時計を遅らせるのですよね。Spring forward, Fall back.と覚えるんだよ、とのことでした。春とともにやってきたsummer timeは、もう終わり。毎日、数分ずつ日が短くなっているので、本当に最近では部屋にいても、あれ?もう電気がいるなぁと思うのがめっきり早くなってきました。今年はびっくりするほど暖かい秋ではありますが、日照時間はどうしようもないですね。

先日、ポルトガル人のF、英国人のCと話していたときに、Fがブラジルに行ったと言っていました。国連で働いていたFはいろいろな国の文化に興味があるらしく、日本語についてもいろいろ聞いていましたが、逆に私が聞いてみたかったのは、自分の母国語が世界のまったく違う場所で、同じように通じるというその経験。もちろん植民地主義の大きな副産物です。どんな感じ?と聞いてみると、FもCも、奇妙な感じがすると言っていました。英語がBritishとAmerican、Australian、Indianとまったく違うように、ポルトガル語も違うのだとか。(アメリカ英語は合理的で意味のない文字を飛ばしたり(colour→color)するのは有名ですが、Aussieはもっと短い!Thanks→Ta、university→uni、biscuit→bicky。)言葉と同じく国民性も違います。前に、BBCでカナダが英連邦から独立するかどうかというニュースをやっていましたが、オーストラリアなども同じ動きがあるのは、当然と言えば当然でしょうか。

英連邦(Commonwealth of Nations)。英国の元植民地が、英国元首エリザベス二世女王を元首としてゆるやかに集まっているその連合体。2002年のJubileeに際して、カナダでもオーストラリアでも連邦から抜けようという動きが盛んだったようです。BBCでやっていたのは、しかし、ブリティッシュコロンビアの辺りでは、分離派はごく少数で連邦にとどまりたい人が多いというニュースだったのですが、今でも旧植民地が英国という国にある意味で属しているのはとても興味深いことです。このコモンウェルスというのはもちろん自由参加で、いつでも脱退できるので、アイルランドのように参加していない旧植民地も当然あります。アイルランドはやっぱりね、イギリスに近すぎてずいぶんひどいことばかりされているから・・と私は思っていますが、友達に言わせると、カナダなどは若い国である上に、あまりにもアメリカに近く(アメリカは独立戦争をして、完全にイギリスからは独立しています)、アメリカ文化にさらされすぎているので、自分たちのルーツである英国により心情的に近いものを感じるのだとか。私にはまったくもって不思議に思えるのですが、英国の元首エリザベス二世は、コモンウェルスの元首でもありますから、例えばオーストラリアやインドなどに内政干渉ができるのだそうです。本当にするかどうかは別として(実際に何度かなされたこともあるそうですが)、独立したそれぞれの国が、テクニカルにそれだけ英国にまだ従属しているというのはかなり驚きですよね。未だにオーストラリア国民になるためには、テクニカルには、英国女王への忠誠を誓うことが必要なのだとか。今更ながら、強大な大英帝国の力を見せつけられる思いがしました。

写真は、先日行った植物園。美しい紅葉が見られました。日本も今年は紅葉が遅いのでしょうか。
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by ellisbell | 2006-10-27 04:45 | society

apple day

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今日は、前々から楽しみにしていたapple day☆

アップル・デイというのは、ケンブリッジ大学の植物園で行われるりんご祭り(とでも言うのでしょうか?)のことです。広大な大学植物園が持っているりんごの木だけではなく、近辺からたくさんの種類のりんごが集められ、私たちは実際にそれを見たり試食したりすることができます♪今日も朝はあいにくの曇り空。12時前に家を出たときには小雨までぱらつくお天気になってしまいました。残念!でもそんなことにめげるはずもなく、入場料を払って植物園に入ります(いつもはブルー・カード(IDカード)があれば無料なのですが、今日は特別な日。たくさんの人があちこちから集まってきていました)。広大な植物園ですが、目指すのはりんごのテント。まず最初のテントでは、驚くほどたくさんの種類のりんごが並べられたテーブルが圧巻です。c0105386_20340100.jpgすべて英国のりんご。この国ではりんごが本当に愛されているなあと思います。それに、この国のりんごはホントにおいしい☆日本のりんごよりずっと小さいけれど、私のお気に入りのCoxをはじめとして、酸味と甘みがほどよく調和していて、しゃりっとした歯触りもとてもおいしいと思います。写真の手前のおじさんは、おそらくりんごの専門家なのでしょうね。手に"Book of Apples"というものを持っています。そこに来ている人にいろんなことを説明したり、家でりんごを育てている人にアドヴァイスをしたり、大忙し。その奥では、古くなったりんごの木の剪定の仕方を教えている専門家がいたり、本当に英国人のりんごにかける愛情が伝わってくるテントでした。そして、このテントではproductsも売られているのです。りんごジュース、りんご酒、ケーキ、はちみつ、ジャム、そしてその場で飲める温かいりんごカクテルまで。もちろんいろんなファームが来ているので、それぞれ試飲をさせてくれて、気に入ったものを探すことができます。それも気になりますが、まずはりんごの"tasting and sales"というテントに先に行くことになりました。

外に出てびっくり。もう一つのテントには恐ろしいqueueができています。テントに入るだけで1時間くらいはかかるのでは?と思わせる列。どうする?と聞くと、「長すぎる!British people love making a queue! nonsense!」と切り捨てたのは中国系マレーシア人。だから、テントの裏側、fast trackから、りんご販売部門に近道することになりました。入ってみてびっくり。
c0105386_20342239.jpgりんご試食部門には、この日売られている40種類以上のりんごが並べられ、みんな品評して気に入ったものを探しています。こちらのりんごは生食用のdessert appleと加熱用のcooking appleに分けて売られていますが、生食用だけでも37種類。とりあえず、説明パンフレットだけ取ってきて、研究しますが、結局は分からないから、説明文と名前が魅力的なものにしようと決定。私はLimited supplyという言葉と、"Handsome"という形容詞につられて(笑)"Pearl"という品種と、大好きなCoxの一種、"Queen Cox"を選びました。(説明文はこんな感じ。Pearl: Limited supply. UK, 1938, Handsome, lightly aromatic, sweet crisp, sometimes chewy.)一緒に行った後のふたりは、Red PippenとSuntan(日焼け!なんて言う名前のりんご・・確かに、日焼けして皮がむけたみたいになっています。)、RoyaltyとSanspareilを選んでいました(分かりませんよね、私も分かりません。笑)。

りんごジュースを計6本、りんご酒3本、ケーキ2つ、そしてりんごを抱えて戻ってきたときには、雨も本格的に降り始めたので、そこで当然、試食会に突入です。私はやっぱり一番Coxが気に入りました。買ったりんごジュースもcox。一番甘みと酸味の調和が取れたりんごです。後のふたりが気に入ったのはRed Pippen。酸味が少し強い、カリッとしたりんごでした。Lがビーフンを作ってくれて、すべての種類のりんごを切り、シードルも開けて、apple toffee(日本のりんご飴!懐かしいですね!)も切り分けて、みんなで楽しくりんご尽くしを楽しみました。今日来られなかった友達に、明日、お裾分けのりんごとりんごケーキを持っていってあげる予定。明日も、りんご尽くしになりそうです。

冒頭の写真は今日の戦利品。全部違うりんごなのです・・・↑左端から、通常のCox、Queen Cox、Royalty、Suntan、Pearl。
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by ellisbell | 2006-10-23 20:32 | Cambridge life

お茶

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今日も朝はどんよりとしたお天気。肌寒い上に雨まで降っていました。

金曜日は理論の講義を聴講しに行っているのですが、お天気のためにSedgwickまで歩いていくのが急に億劫になり、今日はスキップ。するとお昼前からお天気が良くなってきて、なんだかとっても悔しい気分。先週、構造主義から脱構築論を論じていたので、今週はもしかするとgender theoryだったのかも・・・急にスキップしたのを後悔したりしていました。やっぱりね、怠け心を出すとダメですね。それにしてもこの変わりやすいお天気は、さすがに英国です。今年は例年よりずっと気候がいいので、文句は言えませんが・・アメリカにいる弟によると、朝晩は氷点下になることがあるとか!ひぇ〜、イギリスで良かったぁ(笑)。

午前中には用事もなくて、またもやスコーンとクロッテッド・クリーム☆で、優雅にelevensesなど楽しむことに。elevensesは、朝起き抜けのearly morning tea、朝ご飯のbreakfast teaの後、仕事の中休みとして11時前後に食べる、朝のおやつのことです。英国では、伝統的にはお昼がdinner(正餐)と呼ばれ、夜は軽いsupperあるいはtea(この場合はハイティーと呼ばれて、ミートパイなども一緒に出されます。アフタヌーン・ティーというのも、supperは、夜遅くに冷たいもの主体で晩ご飯となるので、その前に食べていたものなのですよね。何度も書いていますけれど、だから「不思議の国のアリス」で、狂った帽子屋が「6時のお茶の時間」と言うのは正しい訳です。)と呼んでいたので、お昼が遅かったのでしょうね。こちらの人はみんな朝が早いですから、11時頃におやつを食べてちょうどだったのでしょう。確かに英国人は紅茶が大好きです。ただ、英国に来てくれる友達がみんな驚きますが、こちらではほとんどがティーバッグ。マグにティーバッグを入れて、お湯を注いでミルクを入れるだけ。茶葉が細かいのと、お水が硬質なので(特にイーストアングリアはものすごく硬度が高いそうです)、ティーバッグでもびっくりするほど色が付きます。街中のカフェでもたいていはティーバッグ。そして必ずミルクで飲みます。フレイバーティーや、ハーブティーには、「ミルクを入れないで飲んでください」と注意書きが書かれているほど(笑)!

先日、子供連れの日本人友達とご一緒したときに、子供さんがレモンティーを飲みたいと言いました。ティーにレモンを添えてください、と注文したところ、運ばれてきたのはティーポット人数分、ティーカップ人数分、ミルクジャグ2つ(4人だったので、たぶん2人に1つ)、そして8つ切りにしたくらいのレモンをいれた小さなカップ。"lemon?"と聞くウェイトレスさんに、「彼です」と言うと、切ったレモンをいれたカップを彼の前に置いた後で私たちのところにお茶を配ってくれて、一つ余ったティーポットに困って、「彼はお茶"も"飲むの?」と確認してから、彼の前にティーポット、カップ、ミルクジャグ!を置いていきました。つまり、彼女の中では、「ティー=ミルクティー」ですから、どうしてもレモンとティーが結びつかなかったようです。レモンをくれと言ったのは、レモンだけでしぼって飲むとでも考えたのでしょうか(笑)!!さすが、レモンティーはアメリカのものですね。本当に通じないことに笑ってしまいました。ちなみに、伝統的なところでは、アイスティーやアイスコーヒーもありません。父がこちらに来たときに、アイスティーやアイスコーヒーがないので、お酒以外では、レストランでもレモネードやコークばかり飲む羽目になっていたのを思い出しました。

ミルクが先か、お茶が先か。これもいつまでも決着のつかない問題だそうですね。(ちなみに、スコーンにもクリームが先か、ジャムが先かの論争があるそうです!)個人的にはミルクの量を一定にできる、milk-in-firstが好きですが、これは労働者階級の飲み方だそうです。なぜならこの飲み方ではスプーンでかき混ぜなくても十分に混ざるので、洗い物が減るからだそう。もっとも最近ではティーバッグばかりだから、ミルクかお茶かを問題にする方が時代遅れだと言われたりもしていますけれど。でも、水質のおかげで、お紅茶は本当においしいです。(逆に、硬度が高いために、緑茶やほうじ茶が妙にまろやかというかなめらかになってしまうのが、最初はダメでした・・大好きな一保堂のお番茶までがなめらかになってしまうのですから(笑)!もう慣れてしまいましたけれど・・)あちこちにこびりつくlime scaleも困りもの。浄水器を通したお水を使っているのに・・・それでも、紅茶を飲みながら、クリームとジャムたっぷりの温めたスコーンを食べていると、とっても幸せ☆になりました。

寒くなって、お庭のお花も少なくなってきたので、マーケットのお花屋さんは大繁盛です↑。
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by ellisbell | 2006-10-21 20:37 | miscellaneous

霧の中

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朝起きて、カーテンを開けると、外は薄曇り。

今日もお天気が悪いのかなと裏庭に出てみると、一面の霧でした。キッチンから見えている大きな教会も、幻想的な白いもやの中にボンヤリと浮かんでいます↑。午後になって、霧は晴れましたが、今日は一日灰色の曇り空。Indian summerが続いていて、記録的な暖秋だといわれる英国も、ついに本格的なダークシーズンに突入したということでしょうか。ここケンブリッジは、オランダのアムステルダムとほとんど同じ緯度ですが、英国という国自体がヨーロッパにしては暖かいこともあり、雪も数回しか降らないとか。ただ、もともと土地が低く、なだらかなすり鉢の底のような地形なので、霧が出やすいと聞きました。「霧の都ロンドン」というのは、19世紀の産業革命による大気汚染の結果であって、今はそれほどでもないとどこかに書いてありましたが、必ずしもそうでもないようです。BBCの天気予報に、visibilityという項目がある意味がようやく分かったような気がしました。

最近、英国人と話す機会があると、よく秋篠宮家の男児出産について話題になります。同じく王室を持つ国として親近感と、興味があるのでしょうか。よく聞かれるのが、「どうして男の子じゃないとダメなの?」という(至極まっとうな)問い。女王を抱く国としては、やはり不思議に思うようです。私もそれなりの理由づけがあることは知っていますが、よく知らないので、「うーん、何か遺伝子がどうこうとか言ってる有識者がいるみたいだよ」としか伝えられません。そして、聞かれた時には必ず、この国では王室はどう思われているのかを聞いてみます。私の周りの人たちは、多くは日本でも私の周りの人たちがそうであるように、何とも思っていないという人が多いです。ただ、王室の特権、特にウィリアム王子とヘンリー王子の特権については、年も近いからか、「そんな必要ある?」と何人もが言っていました。もちろん、王室は国民のためになっていないのに税金を投入されているといって、反対する友達もいます。でも、例えばバッキンガム宮殿を一般公開するような柔軟性や開かれた感じというのは、少なくとも日本にはないし、英国王室はずいぶん国民に近い感じがすると言うと、ウィンザー城再建の資金のためよ、とあっさり切り捨てられました。(それでも日本だったら、例えば御所の再建のために皇居の一般公開というのはあり得ない気がしますよね。)彼女から聞いたところでは、街の東側にある大型ショッピングモールは、女王の従兄弟か誰かの持つ土地らしく、「だからcity centreではなくて、あんな不便なところにあるのよ、土地の賃貸料が入るから!」とのことでした。なるほど。invisibleなところでいろいろな権益があるのでしょうね・・階級社会のこの国では、想像できる通り、労働者階級の方がずっと王室擁護なのだとか。そういえば、タブロイド紙はいつも王室の記事でにぎわっていますよね。チャールズ皇太子が卒業したのは、ここのTrinity College。Trinityは、Oxbridgeすべてのコレッジの中で、群を抜いてお金持ちだそうですが・・ウィリアム王子の卒業式(彼はスコットランドのセント・アンドリュース大学を卒業しました)には、女王も参列して話題になっていたのを思い出しました。

驚いたのは英国のパスポート。パスポートの記述では、日本のように「国民」ではなく、英国民はすべて「臣民」と記載されているそうです。日本のような「象徴」ではなく、一応女王は「主君」ですものね。なるほど〜と妙に感心してしまいました。
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by ellisbell | 2006-10-19 20:39 | miscellaneous

煙突

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いよいよ秋らしくなって来ました。

今日は朝から講義を聴きに出かけましたが、冷たい風というより気温が上がらず、冷えた一日でした。寒いと言うより冷たいという感じの方が近いでしょうか。お昼間にも、窓を開けているとちょっと寒くて、お部屋でもヒーターが恋しくなります(もちろん浴室のヒーターは毎日つけっぱなしです)。Little Hallという場所で行われた講義の間もひんやりしていました。(内容は例によってWordsworthのテーマと言葉の使い方。彼が、政治的、歴史的経緯でより深まった階級間の溝を、うまく伝統的バラッドの中に言葉の違いとして取り込んだという見解は、おもしろかったです。)ケンブリッジでの学部の講義は1時間で、休み時間もなく次の講義が始まります。(10時から、11時からと言った感じ。)先生方は、5分遅れて授業を始め、5分早く終わるというのが暗黙の了解。大教室では延長魔だった私にはできない芸当です。今日はわずか2分ほどの延長だったのに、ビル管理の人が先生の講義に"Excuse me"と割り込んで来ました。日本ではあり得ません!びっくり。でも、確かに、移動時間がなかったので、Kubrickの映画論の講義には出ず仕舞いになってしまいました。

紅葉はますます進んでいます。お昼頃はまだお天気がよかったので、帰りに、city centreの東側にあるショッピングモールに寄って、ついでにMidsummer Common沿いのケム川を散策してきました。今日のケム川の風景。c0105386_0153562.jpgあまりこちらに来る用事がないのでなじみがないのですが、この辺りは川も深くてナロー・ボートがたくさん係留してあります。ケンブリッジも古い街ですから、やっぱり交通手段としての運河や川は大事にされて来たのですね。こちら側ではそれぞれのコレッジがボートを保管していて、練習に励んだりもしています。コレッジ対抗、そしてオックスフォードとのボートレースもありますから、先日の日曜日にもみんな一生懸命練習していました。街の東側は、完全な住宅地です。テラスハウスと呼ばれる形の住宅群↑。煙突がたくさん見えます。母がこちらに来ていたとき、どうして煙突がたくさんあるのか不思議がっていましたが、英国の建物は古ければ古いほど珍重されるので、何十年、何百年前の家は珍しくありません。煙突は、今は使われていないものがほとんどですが、昔、各部屋に暖炉があったときに、各暖炉に一つずつあったものの名残だそうです。古いものの好きなお国柄だし、景観重視のため、取り壊されることはありません。だから、今でも煙突の数を数えると、その家にいくつお部屋があるかが分かるのですよね。しかし、煙突一つ一つは細いですよね・・・ヴィクトリア朝では「子供」という概念がなかったので、下層階級の子供は小さな大人=労働力として扱われていて、さまざまな危険な仕事に就かされ、社会問題となっていましたが、もっとも危険な仕事の一つだったのが煙突掃除。この煙突を見ていると、確かに子供しか中に入って掃除することはできませんよね。何となく、風刺雑誌「パンチ」に描かれている絵に、今更ながら納得しつつの帰路となりました。
c0105386_016682.jpgこれはお散歩中に発見した、とげとげのついた郵便ポスト。誰かが上に乗るのを防止しているのでしょうか・・??
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by ellisbell | 2006-10-18 00:12 | miscellaneous

Classics

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最近コレッジのメンテナンス・グループが、フラットのシャワーを一斉交換しています。

もちろん連絡は来ていますが、どこの工事をいつ行うかは、メンテナンス・グループから直接リストを流しますとの連絡が来ただけで実際の連絡はなく(いかにもイギリスですねぇ・・)、私の部屋に来るのがいつか、まったく分からず落ち着きません。いなくてもコレッジがマスターキーを持っているし、勝手に直してくれるのでかまわないのですが、時にお隣がうるさいこともあり、つい本を読みに外に出かけてしまいます。今日のケム川沿い(正しくは運河の部分です)の風景↑。もう、マロニエがすっかり秋の色になっています。その下にいるのは、カモの親子。春には小さな子ガモがくっついて歩いていたのに、彼らももうすっかり大人の仲間入りをしているようです。

カフェで本を読むのに飽きたら、古本屋さんをのぞいてみたり。京都では、去年の今頃、あの丸善が河原町の大きなビルから撤退したことが話題になっていました。私もとてもショックでした。最近では配送してくれることもあり、本はほとんどAmazonで買ってしまっていたので、後ろめたくも思いました。京都という学生の街で、伝統ある大きな本屋さんがなくなるのはやっぱり悲しいことですよね。特に丸善は洋書が充実していたので、京都で洋書といえばここによく行ったものです。最後は梶井基次郎ばりに「檸檬」を置いて帰るお客さんがたくさんいたそうですが、やっぱり多くの人がその撤退を嘆いたのでしょう。私自身も、もちろんAmazonの手軽さはありがたいですが、やっぱりざっと眺めているうちにおもしろそうな本を手に取るという出会い方ができなくなるのは、とても寂しいことだと思います。しかしこの街ではまだまだ本屋さんはたくさんあり、老若男女がたくさん訪れていて、何となく懐かしいようなうれしいような気持ちです。

この国ではいわゆる「古典」が愛されていると感じます。BBCのドラマ、「ジェイン・エア」は昨日で終わりましたが、「ロビン・フッド」が始まっているし、最近もケンブリッジのシアターでシェイクスピアが演じられていました。学生だけでなく、おじいさんや子連れのお母さんも、詩や古典文学のコーナーを熱心に眺めています。確かに、階級社会のこの国では、読む新聞も階級によって分かれると言われるくらいですから、本を読む人と読まない人の溝が深いということはあるのでしょうけれど、テレビやラジオでも英国や世界の文学や文化を紹介しているのはとても素晴らしいと思います。(もうすぐテレビでやる「マリー・アントワネット」もおもしろそうだし、さっきもRadio 4でその話をしていました。ラジオでも朗読や討論をよくやっていて、古典が身近だと感じさせられます。)古典といえば、文学ばかりではありません。昨日も、Channel 4でThe 100 best albums(だったかな?)みたいな番組を4時間枠でやっていましたが、新旧の音楽シーンでもっとも素晴らしいと思うアルバムを投票で100枚選び、いろんな人のコメントをつけながらランキング形式で発表していく番組。ラウンジのテレビでたまたまご近所さんが見ていたので、私も一緒に見ていましたが、ベスト10の中に、なんと3枚もthe Beatlesが入っているのです!もちろんどういう母体にアンケートを採ったのか分かりませんが、U2などもベスト10に入っていることを思うと、必ずしも年齢層高めとも言えないような気がします。確かに、こちらでは、若いストリート・ミュージシャンでもよくビートルズを演奏していることがあり、もう「古典」である彼らが今でも愛されているのだなぁと、しみじみ思うことがあります。古いものを大事にする気質は、こういうところでも現れているのでしょうか。ちなみに、英国人が選んだベスト・アルバムは、Radioheadでした。名前だけは聞いたことがありますが・・・
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by ellisbell | 2006-10-17 00:18 | society

pub lunch

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毎日パブのことを書いているような気がしますが・・

イギリスといえばPub、とはよく言われることだし、確かにどんなに小さな村に行っても、教会とパブは必ずあります。英国で一番たくさんあるお店はパブに違いないと思うくらい、また、よく共存できるなぁと思うくらい、たくさんパブってあるのです。知らない街でも、道を歩いていたらパブには行き当たるので、この国ではごはんが食べられない心配だけはありません(笑)。パブというと、お酒を飲むところというイメージがあるかも知れませんが、そしてもちろん、常連客とバーマンがカウンター越しにしゃべり続けている、入りにくいところもあるのは確かですが、もともとパブとはPublic houseの略ですから、お酒だけではなくソフトドリンクも食べ物も置いているし、誰でもが気軽に入ることのできる場所です。(それでも英国人はおつまみもとらずに、立ったままでただただ何リットルもビールを飲み続けているのも事実です。)12世紀にチョーサーが「カンタベリー物語」の中で、人々がカンタベリーに巡礼に行く途中にお話をするという設定の物語を書きましたが、もともとパブというのは巡礼者や旅行者が気軽に泊まったり、ごはんを食べたり、情報交換するためにできたものだと聞きます。時折、英国に来てくれた友達に、パブってどれ?と聞かれますが、確かにパブには「パブ」と書いていないけれど、この歴史的経緯から、見たら一目で分かるように、看板(パブサインというらしい)がでているのです↑。昔の旅館みたいなものですから、○○Innとか○○Tavernなどと書かれているのも、すべてパブ。お酒を飲まなくても、ランチでもディナーでも、手軽に食べたければパブが気楽で一番です☆だから休日には、パブはたくさんの家族連れでにぎやかです♪c0105386_0235138.jpg

今日は日曜日。朝のうちは曇り空でしたが、お昼前から晴れてきたので、知り合いのご家族とランチにパブへ行くことにしました。もちろん、そのおうちのふたりの子供さんも一緒です。知り合いの方がここに行ってみたい、とおっしゃったのは、ケンブリッジの北東、Waterbeachという村にあるThe Bridgeというパブ。c0105386_0232617.jpg本にはケンブリッジから3マイルと書いてあります。自転車でcity centreを越え、ケム川に沿ったきれいなフットパスを北東へ。しかし思った以上に遠くて、実際には自転車で1時間くらいかかってしまいました。(彼女たちのご近所さんに、どこへ行くの?と聞かれて、Waterbeachというと、Wow, quite a long way!と言われましたが、その通りでした・・・)けれどもお天気もよく、ひんやりした風の中を、美しい川と緑を眺めながら自転車で走っていくのは楽しかったです。パブで食べたのはSunday Lunch。日曜だからものすごく混み合っていましたが、とてもフレンドリーなパブで、日曜の正餐、ローストビーフ(もちろんホースラディッシュソースつき☆)とヨークシャープディングをいただいてきました。結局、後でHPで確かめてみると、Waterbeachという村はケンブリッジから6マイルちょっとあるそうです。美しい光景とパブランチは充分楽しめましたが、10キロの道のり(つまりは計20キロ!)明日、筋肉痛になりませんように(笑)。
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by ellisbell | 2006-10-16 00:21 | society

whisky

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昨日楽しく飲んだお酒も残らず、今日はスッキリ起床。何種類も混ぜて飲んではいけないといわれますが、昨日くらいの量だったら大丈夫だったようです。

昨日飲んだのは、食事の時のサングリアは別として、後は英国、アイルランドの代表的なお酒です。エール(上面発酵させた濃い色のビール)はスタウト(黒ビール)と並び英国でよく飲まれているものだし、cider(りんご酒)はスタウトの代表格ギネスと並んでアイルランドの名物です。日本でビールというと、下面発酵させたラガーに近いものをさしますから、こちらで初めてエールを飲むと、それほど冷えていないビールというのにまず驚く人が多いようです(ギネスのようなスタウトは冷やします)。けれどもあまりビールが飲めない私は、こちらのエールやビターといった上面発酵ビールの方が、軽くてフルーティーでしかもコクがあるので、お味はおいしいと思います。日本で地酒がポピュラーなように、こちらでは地ビールがたくさんあり、ケンブリッジ周辺でもおいしいエールはたくさん作られています。そして、庶民のお酒という感じがするのは、アイルランドのりんご酒。スッキリとしたお味でこれもおいしいと思います。たくさん飲めない私はすべてhalf pint(りんご酒もそれで頼めます)。それで充分です。

その後に飲んだのがウィスキー。アルコールそのものに強くない私は、どうしてもお味の好き嫌いがあるようで、アメリカ、カナダのウィスキーはほとんど飲めません(白ワインは好きなのに、日本酒、焼酎はまったくダメ)。好きなのはアイリシュ、スコッチです☆(やっぱり英国好き?)昔、京都でよく行ったケーキ屋さんのアイスティーは、樽詰めのスコッチを少し垂らして飲むものでした。濃いめのアイスティーにスッキリした香りのスコッチがとてもよく合って感激的においしいので、一口で顔が真っ赤になるくせに、よく頼んだものでした(そして後で電車に乗って恥ずかしい思いをするのでした)。スコッチ、アイリシュが好きというのは、ちゃんとお味の理由もあります。アメリカン(バーボン)が1回しか蒸溜しないのに比べて、スコッチは2回、アイリシュは3回も蒸溜をかけるのです。その分、雑味が消えてスッキリとした香りと味わいになるのだとか。アイルランドでウィスキー蒸溜所に行ったときに教えてもらいました。アイリシュ・ウィスキーの蒸溜所は、さすがに世界で最初にウィスキーを発明した国だけあって、誇りを持って、いろいろな特徴を教えてくれました。写真は、ダブリンのJamesonで撮ったウィスキーを蒸溜するポットスチル↑ですが、これがちゃんとアイルランドでは3つ並んでいました。そもそもwhisky(アイルランドとアメリカではwhiskeyとつづりますよね!)というのは、ご存じの通り、アイルランド語の「命の水」(Uisge beatha)に基づいているのですから(Jamesonのパンフレットを引っ張り出して来ました(笑))。それに、スコッチとアイリシュは、熟成させる時にも、新品の樽では味わいがでないからとシェリー、ポート、そしてバーボンを熟成させた後の樽を使うのです。それが味に深みを出す理由なのだと、Jamesonのガイドさんは誇らしげに言っていました。何年も熟成させている間に、少しずつ樽の中身が蒸発して減っていく部分のことを、"angel's share"(天使の取り分)と言うのも可愛らしいですよね☆(バーボン好きな方、ごめんなさい。実はほとんど飲んだことがありません。でも、お薬っぽい香りがあまり好きではなくて・・・)

スコッチ・ウィスキーは技術をそのままアイルランドから伝えられたもの。特徴は、泥炭(ピート)の香りを大麦につけて、独特の風味を出すことだそうです。ハイランド、ローランド、スペイサイド、アイラ島、アイランズと呼ばれるその他の島々、の大きく分けて5つがそれぞれ特徴的なウィスキーを出しています。(といっても、ほとんど飲んだことがありません!!やっぱりウィスキーを試飲しに、スコットランドに行こうかな♪スコットランドの抵抗の証ですものね、スコッチは!)スペイサイドのGlenfiddich、The Macallan、スカイ島のTalisker、アイラ島(Islay)のBowmoreなどはとても有名でご存じの方も多いでしょう(私はどれも飲んだことがないので、どんなお味かはお伝えできません!)。私が昨日飲んだのは、IslayのLaphroaig。もっともクセがあるシングルモルトとして知られるスコッチです。単にチャールズ皇太子が愛飲しているのを知っていただけですが、名前を知っていたから日本で試してみて、その独特の「消毒薬」と言われる味にはまりました。アイラ島のウィスキーは潮の香りが感じられるといわれる強烈なピート香が特徴だそうですが、その中でもこれは好きな人と嫌いな人がはっきり分かれるウィスキーだと思います。ちなみに私は、「消毒薬」、大好きです♪スコットランドも独特の文化を持つ、素晴らしい国ですよね。滞在中に、是非また訪れたいものです☆前に行った時はまったくお酒が飲めず興味もなかったので、蒸溜所など見向きもしませんでしたが、今度は素晴らしい食文化(酒文化?)を体験しに、蒸溜所にも行ってみようかな・・・☆
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by ellisbell | 2006-10-15 00:27 | culture

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今日も朝から雨。

英国の雨は、中学校の授業で習うとおり、日本のように一日降り続くことはほとんどありません。本当にshowerという感じで、普段はパラパラと5分ほど、ひどいときはザーッと、でもそれも5分ほど、降ったと思えばまた晴れます。だから傘を持って歩くということはほとんどありません。折りたたみ傘しか持っていませんが、それもこちらに来てから数えるほどしか使ったことがありません。紳士がシルクハットをかぶるのは雨よけだと言われるとおり、降ってきた、と思ったら近くの軒下やお店に入って様子をうかがい、一緒になった人と「降っちゃったね〜」と言葉を交わし、小やみになったところで出て行く。これがもっとも英国らしいお天気です。ほとんど自転車で移動しているし、雨がよく降るしで、こちらに来てからスカートをはく機会もとっても減りました(笑)。 c0105386_0333697.jpg

ロンドンの都市計画グリーンベルトは有名ですが、英国は、私のすんでいるイースト・アングリアは少なくとも、牧草地の連なる国というイメージで、そこに時々村や街があるという、昔のままの「集落」のあり方がよく残っているように思います。アイルランドもそうでした。車で走っているとよく分かりますが、時速110キロで走っていても、街が近づくと80、60、50と速度を落とすための標識が出ていて、街をすぎるとまた逆に、60、80、110と速度を上げる標識が出ています。ここからここまでが集落というのがだいたいきちんと分かるようになっているのですよね。日本のように、ずっと街が切れ目なく続いているというのは、こちらの人には珍しい眺めなのではないかと思います。英国は日本より小さいけれども、広々とした感じがするのは、たぶんその緑が多いところと、山がほとんどないところに起因するのでしょう。(最高峰、スコットランドにあるベン・ネヴィスも標高1344m。日本には富士山のみならず、立山連峰など3000m級の山がたくさんあるんだよと言うと、こちらの人はびっくりします。)

先日もcoachに乗って移動中に高速道路を通っていましたが(こちらの高速はほとんど無料)、日本とは違って防音壁などがまったくありません。必要がないのですよね。牧草地のまっただ中をひたすら走って行くだけですから。目にはいるのは緑。高速に入っても、牛や羊がのんびりと草をはむのがよく見えます。日本の道路の「高速睡眠現象」とは無縁?(まあ運転中はよそ見できませんが。)・・・と思っていましたが、結局はガングロ羊が草を食べる光景だけが延々と続くわけですから、やっぱり眠くなります(笑)。それでも緑が多いのはとても心も、目も、休まります。ケンブリッジという街の中にもとにかく緑が多く、地図を見ても○○Green、○○Piece、○○Common、○○Fenという緑の部分がとても多いです。Fenというのは沼地のことですが、ケンブリッジはそもそも低地で、昔から湿気が多いそうです。いわゆるflood・・洪水ではなく、自然に川の水位が上がって地面の一部が水浸しになること・・も多く、それが緑の多い原因だとこちらの人は言います。いずれにしても、緑が多いのは本当に心が安まりますね。そして夏には人々はその上で思い思いにくつろいでいたものです。今は秋。残念ながら美しい京都の紅葉は今年は見られませんが、こちらでも少しずつ紅葉が始まっています。ツタの紅葉が一番最初のようですね。今日も雨の合間に撮ったSidgwick siteからの帰りの写真。これもNewnham Collegeというコレッジです。c0105386_0343215.jpg今日は割と激しく、ほぼ一日降っていたので、マーケットで桃を買ったついでに、またもやMichaelhouse cafeに行きました。雨の音を聞きながら、カモミールティを飲みつつ、楽しそうにしゃべっている人を見ている時間も楽しいものです。今も、まだ雨。明日は晴れますように☆
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by ellisbell | 2006-10-12 00:31 | miscellaneous

sudoku

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Michaelmas termが始まって一週間、街中には学生があふれています。

今日は久しぶりにPembroke Collegeの友達と会って、お気に入りのカフェでお茶をしました。その名もタイムリーなMichaelhouse cafe。実際の教会がカフェとして使われていて、素朴なステンドグラスが美しいチャペルでは礼拝も行われています。とてもフレンドリーで雰囲気もよく、ランチでもお茶でもよく行く場所です。前回会ったのは夏休み前。その時に比べると人がこんなにたくさんいるなんて!と彼女も驚いていました。彼女は夏に初めて日本を旅行したとか、何かの団体に登録して、北海道でファームステイをし、それから東北を旅行したそうです(初めての日本にしては、とても渋い選択!)。日本はどうだった?と聞いたら、是非また行きたいそうです。ただ、北海道の景色は英国によく似ていると言っていました。そうかもしれませんね。広々として牧草地や畑が広がっている光景ですから。山が素晴らしかったというのも印象に残ったようで、お年寄りに話しかけたら驚いて逃げて行かれたというショックな経験をのぞいては(苦笑)、日本人も親切でよかったと言っていました。

数年前まで日本を代表するのは空手、柔道だったようですが(旅行中に日本から来たというと、空手できる?としょっちゅう聞かれました)、今はsudokuですね。日本から来たというと、sudoku好き?と必ず聞かれます。英国では去年から大ブームを巻き起こしているゲーム。日本発だそうです。ルールは簡単、3x3のブロックにランダムに数字が並べられていて、縦、横、ブロックの中それぞれに1〜9の数字を重ならないように入れるだけ。今では主要各新聞紙からメトロのようなフリーペーパーに至るまで、軒並みsudokuのコーナーを設けています。日本でも逆輸入される形で紹介されているようですが、こちらほどの人気ではないと思います。先日パリに行ったときにも、ユーロスターで前に座った男性が、ペンを持ってる?と聞いてきて、貸してあげたらおもむろに新聞を広げてsudokuをやり始めました(笑)。大陸の方にもこの人気は飛び火しているらしく、本当に日本人=sudokuとよく言われるのにこちらが驚いてしまうくらいです。

sudokuなるものの存在をこちらに来るまでまったく知らなかった私。教えてくれたのが彼女ともう一人の友達。実際、sudokuによって日本に興味を持つ若い人たちも多いそうです。そしてもう一つは、もちろんマンガですよね。日本のいわゆるオタク文化というのは世界的に有名ですが、こちらでもしばしば熱心な日本マンガファンを見かけます。うちのフラットの共用スペースで、この間Nickが見つけたのは何冊もの「ドラえもん」。日本語です。これはキミの?と聞く彼にまさか、と答えたものの、懐かしくなってパラパラめくってみると、あちこちに英語の書き込みがありました。誰か、日本専攻の学生がきっと勉強のために使ったのでしょう。インドでもマレーシアでももちろん「ドラえもん」は人気があると聞きます。韓国人の友達も、日本のドラマ、歌、そしてマンガで日本語を勉強する若い子がたくさんいると言っていました。日本文化もいろいろな形で外に出て行っているのですね。

お抹茶がおいしかったという彼女に、次はうちでお抹茶を点てる約束をして、今日は別れました。帰りにスーパーに寄ったら、一部分がすっかりハロウィン↑。こちらではそんなにハロウィンは大きなイベントではないとみんな言うのに、やっぱりtrick or treat!のための扮装用具一式なども売られていました。10月に入るといきなり(すでに)クリスマス用品もたくさん売られ初めていますから(特にクリスマス・プディング・・・正統的なクリスマス・プディングは1年寝かせるらしく、最低3ヶ月は寝かせないと、ということで今頃から買っておく家庭が当たり前だそうです)、それよりは季節感がありますね(笑)。クリスマスは完全に日本も文化に取り入れたようですが、ハロウィンが本当の意味で根付くのはなかなか難しそうですね。死者を記念する万聖節のお祭りだから、お盆の頃にあったらよかったのでしょうか?今日も、雲がかかったお月さまです。
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by ellisbell | 2006-10-10 00:38 | society


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