Under the English Sky


英国、ケンブリッジでの生活で感じたことを書いていこうと思います。
by ellisbell
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カテゴリ:Cambridge life( 35 )

Under the English Sky

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ケンブリッジで過ごす、最後の夜です。

私にとって、大きな意味のあった英国滞在が、いよいよ終わろうとしています。懸案のコレッジツアー、今日は朝から足が棒になるまで歩き倒しました。まわりきることができたかどうかは、また次回の日記に書くとして、一緒にまわってくれたLに感謝です。面倒くさがりで(笑)普段は1時間も出かけたら疲れた〜と言うLが、文句一つ言わず一緒に歩いてくれました。途中で友達と二人で、「あなたがここまで歩くとはびっくりした」と笑うと、"It's all for you!"と怒られてしまいましたが、朝の9時半から何マイル歩いたことか、本当に素晴らしい思い出になりました♪そして夜は、farewell partyとのことで、とても素敵なワインバーに行ってきました。お食事も、ワインも、デザートもどれもとても美味しくて、4人中3人が酔っぱらってしまいましたが(もちろん私も!歩き倒して疲れた後でしたから!)、たくさん写真も撮って、いっぱいしゃべって、いっぱい笑って、3時間半があっという間に過ぎ去ってしまいました。Mさんからは、私の所属コレッジを描いた水彩画のプレゼントをいただいて、本当に嬉しかったです。泣きそうな顔をしたのか、「泣くな泣くな」と男性二人は大あわてでしたけど(笑)、素晴らしい、感慨深い夜でした。

留学生活で、本当に親しくなれる友達ができるかどうかは、その生活の質を大きく左右する点だと思います。専門分野や年齢を超えて、本当に信頼できて、尊敬できる友達が何人もできたことは、私の英国滞在の中でもっとも嬉しく、何事にも代え難くありがたいことだと思います。日本を離れた時には、また日本に戻ったら会えると思っているので、友達との別れはそれほどつらくなかったのですけれど、こちらの友達とは次いつ会えるか分からないのが、本当に寂しいですね。でも、やっぱりそういう友達に出会えたことが幸せなのですね。インターネットの普及で、世界が夢のように小さくなり、連絡を取り続けることがとても簡単になった時代ですから、1万キロ離れてはしまうけれど、これからも大事にしていきたい人たちだと再認識しました。日本語ではうまく言えないけれど、英語ではまさにこの言葉、"I will miss you"。これがすべてを表していると思います。泣かずに済んだけれど、この言葉を言い合って、ハグしあって、別れた夜でした。そして、明日は朝から、数人が私のお部屋にさよならを言いに来てくれ、お見送りに来てくれます。

大好きな英国という国で暮らせたことは、私にとって、本当に特別な意味のあることでした。この国のいい点、悪い点、暖かさ、冷たさ、すべての季節の移り変わりを通して、その空気を肌で感じられたことは、素晴らしい財産になると思います。そしてケンブリッジという場所の特殊さと素晴らしさ。緑に囲まれた恵まれた環境の中で、志を持った人たちと一緒に様々な経験ができたことは、自分の人生の肯定という点でも、とても大きな意味を持つことです。もちろんいいことばかりではありませんでしたが、やっぱりこの国が好きなことに変わりはないし、自分で成長を感じることはなかったけれど、形にならない大切なものを得ることができたような気がします。本当に素晴らしい滞在でした。そして、日本で私を変わらず支えてくれた家族と、友達のおかげで、この素晴らしい経験ができたのだと、心から感謝しています。

明日、日本に向けて出発します。これからは毎日のように日記を書くことは難しくなると思いますが、できる限り感じたことを描いていきたいと思います。皆さま、どうぞ末永くよろしくお願いいたします☆
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by ellisbell | 2007-04-10 09:42 | Cambridge life

College Tour (1)

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このお部屋で眠るのも、後2日。

イースターらしく光と人にあふれた街を歩きながら、ここにいられる時間がもう本当に残り少ないことを思い出します。こちらの友達がいろいろと送別会を企画してくれるのがとても嬉しいし、楽しいのですけれど、ほとんどパッキングの完了したスーツケースを見ながら、もう、後2日だと思うとやはり感慨に堪えません。今日も先ほどまでご近所さんのふたりが送別会をしてくれていました。マレーシア人のLがディナーを作ってくれて、インド人Nと3人での楽しいい時間を過ごしました。途中でお抹茶を少し振る舞って、「一期一会」というのがお茶の精神なんだよ、と説明しながら、本当にもうこの時は二度と来ないのだから、それがどんなに大切な瞬間かを感じました。帰るという実感はわかないけれど、もう明後日には彼らとの間には1万キロの距離があるのですね。

c0105386_964712.jpgさて、ケンブリッジでの生活で、最後にやり残したことは?という話。先日、この話をしていたときに、やっぱりコレッジ巡りかなぁ、と言った私。じゃあ、まわろうよ、ということになって、今日は朝からケンブリッジにある31個のコレッジ群を順にまわるツアーに行ってきました。とはいえ・・31のコレッジはかなり場所的にも遠いので、今日は半分程度をまわればいいか、とのつもりでスタート。やっぱり一番遠いところからまわるのが一番いいだろう、とのことで、まずはGirton Collegeからツアー開始です。1869年に創立された、ケンブリッジで初めての女子学寮(冒頭写真)。男子学生と距離を置くために、ケンブリッジの隣村であるガートンに建てられたとの噂です。かなり外れにあるので、ここにはバスに乗って行きました。辺鄙なところにあるし、それほどの期待はしていなかったのですが、広々とした素敵なコレッジでした。今はここは男子学生も受け入れていて、広い敷地内ではリスや野ウサギが走り回っていて、プールまであります!ポーターさんもとても親切でおもしろい人で、地図をくれて親切にしてくれました。建物の中も自由に見て回れたので、たくさん写真を撮りつつ、ゆったりと見学してまわりました。(写真はFitzwilliamです。)

c0105386_972132.jpgそこから歩いての帰り道。次のターゲットはFitzwilliam College。かなり新しい学寮なので、建物もとてもモダンです。それほど大きな見所はなし。その隣にあるNew Hall Collegeは何度か行ったことがあるのでスキップして、次はSt. Edmund's College(写真)へ。ここも10年前に恩師A先生が来られていたときに、フォーマルにご招待いただいたことのあるコレッジですが、かなり小さいコレッジです。そして唯一のカトリック・コレッジ。ざっと一周して、次はLucy Cavendish Collegeへ。ここは、今も存続する小さな女子学寮です。ケンブリッジらしい四角い中庭のない、独立した建物で構成されているこぢんまりした学寮でした。中には入れてもらえませんでしたが、ポーターさんが帰りに、「このチョコレートあげるよ」と缶に入ったチョコレートやトフィーの中から2,3個選ばせてくれました♪優しいポーターさんでラッキーと思いながら(概して有名でないコレッジにはほとんど観光客が来ないので、お客さんを大事にしてくれるのかしら?まあ、そもそも学外者は入れないのですけれど)、たくさんお花も咲いているいいシーズンですから、このお花はタンポポ、これは水仙、これはヒナギク、などと言いながら楽しみつつツアーを続けていました。

c0105386_98825.jpg時刻はもう1時過ぎ。このままcity centreで何か食べよう、そしてその前に通り道だからMagdalene Collegeに行こう、と計画がまとまります。そしてMagdalene。伝統ある、きれいなコレッジなのですが、ここで事件発生。ホールの方に行こうとしたところ、ドアがオートロックというか、中からは開くけれど外からは鍵がないと開けられないタイプのドアで、(気になったものの、誰かに開けてもらえるよ、という友達の一言を信じて閉じてしまったせいで、)ロックアウトされてしまいました・・・さあ大変。イースターですから学生もほとんどいず、助けを呼ぼうにもお部屋はすべて空っぽです。通りを歩いてる人に声をかけて、ポーターさんに通報してもらう?と言うと、ポーターはめちゃくちゃ怒るだろうしなぁ・・と嫌がるL。と言うことで、LはWに、私はMさんにそれぞれ電話をかけてヘルプを頼んでみました(←大迷惑!!)。それぞれWは実験中、Mさんはまだおうちということでしたが、苦境を説明すると二人ともOK(感涙←大・大・大・迷惑!!!)!ありがとうございます☆結局Wの方が早かったので、彼に助けてもらいましたが、救いに来てくれた彼は救世主に見えました♪♪♪(←大・大・大・大・大迷惑)ありがとう、W、Mさん☆☆ 写真はロックアウトされる前の、ご機嫌だった時のMagdalene(笑)。

c0105386_993450.jpgそれからWも交えて3人でランチを食べて、ツアーの続き。すでに行ったことのあるChurchillは遠いので飛ばし、次はJesus College(写真)。広々として素晴らしいコレッジでした。しかもすべての門が開いているのです!そしてウェディングまで行われていて、とてもリラックスできるコレッジでした。そしてSidney Sussex College。フォーマルに行ったことはありますが、明るい光の下で見ると、こちらも立派なコレッジでとても素敵です。時間がなくなってきましたが、最後にEmmanuel Collegeもチラッと見て帰ってきました。こちらも広々とした、素晴らしいお庭のあるコレッジでした。

c0105386_910923.jpgどこのコレッジもすべて、独特の雰囲気と、素晴らしいお庭、歴史的な建物があって、その違いを見て歩くのはとても楽しいです(写真はSidney Sussex)。ただ、今日は朝から夕方までかかって、ようやく7つ制覇しただけ!!!というのはかなり問題(涙)。明日は、さらにもう少し早起きして、残りのコレッジをまわる予定です。さて、最後までまわりきることができるでしょうか♪
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by ellisbell | 2007-04-09 09:11 | Cambridge life

スパルタ?

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今日はGood Friday。

イエスが十字架に架かったことを記念する祭日です。教会離れが深刻な英国でも、家の近くのカトリック教会には、イースターのミサに出席する人たちがたくさん来ていました。春らしく素晴らしいお天気だったので、city centreにも観光客がいっぱい。道を歩いていると、観光客に見えるのでしょう、「パンティングしませんか?」というお誘いが頻繁にかかります。人々が優雅に川遊びをする季節ですね。毎日のように予定が入っていますが、今日の午後はお友達とお茶をしてお別れ、そして夜は家でゆっくりするはずでした。最近は8時頃まで明るい英国、8時前にようやくごはんを食べようとしていたところ、近所のLが友達二人を連れて帰ってきて、これからマレーシア風の麺料理をするとのこと。彼女の友達もよく知っているので、参加しなさいよ、と言われて、ごはんの後に彼らのいるラウンジをのぞいて、Aの作った麺料理を味見。Wの注いでくれたワインを少しいただいて、楽しくしゃべっていると、これから映画を見に行くから一緒に行こう、ということになってしまいました。Lが押したのは"Mr Bean"(笑)ですが、結局男性二人の意見が通って、"300"という映画を見に行くことになり、先ほど帰ってきました。

c0105386_853210.jpg何?何の映画?と聞いた私に、Aは「ローマ時代の話だよ」というし、Lは「トロイ戦争の話だと思うよ」と言うので、すっかり混乱した頭で映画館に(笑)。見たがっていたAの説明によると、「血が出るような、戦士たちの話」だそうです。??が飛び交う中、映画がスタート。結論を言うと、スパルタの話でした。話の筋としては、少し「ブレイブ・ハート」にも似ている感じで、スパルタの議会と対立しつつ、自由を求めてペルシアと闘った、勇敢な王とその300人の精鋭たちの物語。ただ、ヒューマンドラマというよりは、殺戮シーンが多く、アクション映画となっています。アクション映画ってあまり見ないのですが、久しぶりに見てみると、最近のアクション映画はCGやSFXをたくさん使っているのですね。映像そのものがフィクション性、虚構性を構築していて、clumsyな語りの声がそれに拍車をかけていました。純粋に楽しむためのものなのでしょうけれど、ペルシア側が奇妙なモンスターを次々に投入してくる様子は、ジョークとしか思えない出来でした(苦笑)。

c0105386_8533623.jpg映画が終わった後、「あんまりよく分からなかった」というLがたくさん質問をしてきました。私自身も歴史そのものをよく知らないことを痛感。「スパルタってギリシャだったよね?」という点の確認をしようとしたら、後の3人(科学者)は全員口をそろえて「知らない」(笑)。「相手はどこ?ペルシアって言ってたけど、ペルシアなんかと闘ったっけ?」だの、「ペルシアって象がいるのか?」だの、「フェニキアが相手じゃなかった?」だの、これぞコンニャク問答というのが続き、みんなでもうちょっと歴史を勉強しましょう、と言いながら帰ってきました。でも、こうして、一緒にどう?と誘ってくれるのも嬉しいし、わいわいしゃべりながら夜中に帰ってくるのも楽しいですよね!自分では絶対に見に行かない映画だとも思うので、とっても楽しい夜でした♪ということで、疲れてしまったので、スペイン日記はまた次回にします☆みなさま、おやすみなさいませ。

写真はケンブリッジの桜。英国でも今が桜の満開です。家の近くにある幼稚園に咲いている桜です。少し日本のソメイヨシノとは違いますが、やっぱりとってもきれいだし、特別ですね☆
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by ellisbell | 2007-04-07 08:54 | Cambridge life

Queens' College

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今日はRed Nose Day。

お友達とお茶をしに出たら、お鼻を赤く塗ったり、大きな赤いお鼻をつけたりした子供や大人を数人見ました。街中では、バケツを持った人たちが募金活動をしています。私の滞在も後ひと月を切り、だんだん最後に会う友達も増えて来ました。今日は友達のLと一緒にアップル・クランブルを食べ、いろいろしゃべって楽しい時間を過ごして来ました。おそらく、次に彼女に会える可能性があるのは、彼女が9月に日本に来る時。東京に行く時間があればいいのですけれど・・それでもスカイプやMSNのおかげで、少しは距離を感じずにすみますよね。本当にインターネットが世界を小さくしてくれたことに感謝です!最後に彼女がくれたプレゼントはチョコレートの本(笑)。「これを見た途端にこれだ!と思ったんだよ」とのことでした♪英国でも私のチョコホリは有名になってしまったようです(笑)。

さて、昨日のラスト・フォーマルはQueens' Collegeでした。(そして友達が実現させようと計画してくれていたのはSt.John's。残念ながら実現はしませんでしたが、計画だけでも嬉しかったです♪)クイーンズは、ケム川にかかる数学橋を持つ、由緒正しき伝統あるコレッジ。Queens'は複数形なのですが、これはもともとヘンリー6世の妻、マーガレット王妃によって1448年に建てられたことと、その後エドワード4世の妻、エリザベス王妃によって1465年に再建されたことにより、この二人の王妃を記念して複数形になっているのだそうです。コレッジのarm(紋章)にはリチャード3世の紋章(イノシシの頭)を使い、現エリザベス二世女王がケンブリッジを訪れたときは、このコレッジにいらしたという歴史を持つコレッジ。メニューの後ろに誇らしげにこのような歴史が記されていました。

c0105386_7403876.jpg広々としたコレッジ・バーでシェリーをいただいた後、ホールに移動しましたが、古いコレッジの割にはホール自体は新しく、天井が高くてろうそくがなかったせいもあり、少しレクチャー・ホールのような感じでもあります。けれどサーブしてくれる給仕さんたちはみんな年配でヴェテランっぽく、ちゃんと"ma'am"と呼びかけてくれていました。前菜にワンタン・スープ、メインに赤スグリのソースを使ったラム、そしてジャムを載せたスポンジケーキという献立。クイーンズもなかなか美味しいよ、と聞いていましたが、前評判通り、どれも割と美味しくてとっても満足です(でもやっぱりトップはMagdaleneかKing'sでしょうね!)。カジュアルではありませんでしたが、それほど保守的でもないコレッジ。雰囲気的には少し物足りないところもありましたが、居心地は良かったです。ポートワインまでコーヒーに続いてホールでサーブされたのは、このコレッジだけでした。

c0105386_741666.jpgケンブリッジ滞在中、31校あるコレッジの中で、これで10校のフォーマル・ホールを制覇したことになります☆今期からオフィサーになっているJが頑張ってくれたので、あちこちのフォーマルに行けて楽しかったです。(電車に閉じこめられていなければ、本当ならペンブルックにも行けていたはずだったのに(涙)。)けれども、いかにもケンブリッジらしいこの晩餐会を、これだけ様々なコレッジで楽しめて、本当に素敵な経験になりました♪パーティー・トークは相変わらず上手にならなかったけど(涙)、私の留学生活にともなう、一生の思い出になると思います。また機会があるといいなぁとは思いますが、昨日も、また一つ思い出の増えた夜でした。

明日から、スペインに行ってきます♪あちこち周遊しますので、しばらく日記の更新は途絶えます。帰ってきたら、もう本当に帰国の準備に追われることでしょう・・・最後のヨーロッパ、満喫してきます☆☆
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by ellisbell | 2007-03-17 07:51 | Cambridge life

今度こそ

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本当に最後のフォーマルホールに行って来ました。

前回、「最後のフォーマル」と題打って行ってきたのは、かのトリニティ。壮麗な、伝統あるコレッジで、楽しいディナーを過ごして素晴らしいグランド・フィナーレを飾ったつもりでした(笑)。そして、満足して日記をアップした次の日。コレッジのフォーマル・オフィサーのJからまわってきたメイルが・・そうです、もう一つ、滑り込みでexchange formalの予定が最後に入ったのでした♪(実は実は、先日のトリニティで、「これが最後のフォーマルなのよ」と言った私に、周りの友達は「ここに行っていないなんて!是非○○に頼むべきだ!」ともう一つフォーマルを企画してくれたのですが、非常に非常に残念ながらそちらは日程上実現せず・・・orz。それだけが心残りです。ぐすん)で、今日は本当に最後のフォーマル・ホールに行ってきたのでした。詳細はまた明日☆

写真は、これぞイギリス、これぞケンブリッジのフォーマル・ホールという写真(笑)。今日のメイン・ディッシュは"Lamb Rump with Redcurrant Sauce"だったのですが、その付け合わせです。英国に来られたことのある方は、誰もが「ああ、これこれ」と苦笑交じりに思い出されることでしょうけれど、パブのディナーでも田舎のレストランでも、伝統的な英国料理を出すお店では、メインのお肉やお魚とともに、こういう付け合わせがデン!と出てきます。各自好きなだけ取って食べるのですが、伝統的なフォーマルでもそれは同じ(ちゃんと付け合わせが各自のお皿に盛られて出てきたのは、キングスだけでした・・前に置かれるか、ひとりずつに聞きながらサーブしてくれるかの違いはあっても、普通はこういう付け合わせが必ず出てきます)。そして内容もほとんど同じ(笑)。今回はMashed PotatoesとFrench Beansですが、だいたいは塩味もなくゆでただけのジャガイモ、ブロッコリ、ニンジンのどれかがテーブルにドン!と置かれるのです・・・。こういうのも懐かしく思い出すのだろうなぁと思いつつ(ああ、もうジャガイモ見たくない!という友達を尻目に、英国人って"beef eaters"じゃなくて"potato eaters"って言うべきだよね、と言いながら 笑)、いただいて来たのでした☆☆

フォーマル・マラソンも今度こそ本当に終了(笑)。重たいおなかを抱えて帰ってきましたが、十分ケンブリッジ生活を満喫できた実感を覚えた夜でした☆☆
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by ellisbell | 2007-03-16 08:42 | Cambridge life

最後のフォーマル

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昨日、滞在最後のフォーマル・ホールに行ってきました。

招待していただいたのは、最後を飾るにふさわしい、これまた素晴らしいビッグネームです。Isaac NewtonやAlfred Tennyson、そして最近ではチャールズ皇太子が母校としたコレッジ。1546年にヘンリー8世によって創設された、そう、Trinity Collegeです☆☆☆ケンブリッジ一お金持ちのコレッジとして、その「ニュートンのりんごの木」とともに、何度も日記にも書きましたよね。昨日はあこがれのトリニティのフォーマルと言うことで、とってもHappy♪でした。
c0105386_6183846.jpg浮かれながら、食前酒をいただくOCRと呼ばれるお部屋へ。そもそも敷地面積から言ってもケンブリッジ一大きなコレッジですので、門から入った中庭も広々として素晴らしい景観なのですが、OCRも天井の高い美しいお部屋。たくさんの巨大な肖像画が飾られているところも、いかにも伝統ある(そしてお金持ちの 笑)コレッジらしいところです。食前にはもちろんシェリー。しばらく談笑して、いよいよホールへ向かいました。

ホールは広々としていて、照明が落とされたテーブルが並ぶ正面には、堂々とヘンリー8世の肖像画が飾られています。このコレッジでは毎日フォーマル・ホールが開催されているのですが(さすが!!普通のコレッジは、学部生用、院生用と週1度ずつが普通です)、ここはフェローの待遇が素晴らしくいいことで有名なコレッジでもありますから、ハイ・テーブルにはたくさんのフェローの姿が見えました。ドラがなってラテン語のお祈りが捧げられ、お食事がスタート。前菜にはチキンサラダ、メインはタラを重ねてパン粉をかけて、オーブンで焼いたものでした。お料理自体はキングスかモードリンの方がおいしかったですが、デザートのチョコレートムースが絶品♪でした。フルーティな白ワインも出されていて、テーブルにはお水の他にオレンジジュースも準備されています。チーズはありませんでしたが、コーヒーもいただいて、とてもおいしく、楽しいフォーマルでした☆☆

c0105386_618871.jpgその後は、再びOCRに戻って食後のポートワイン片手にしばらくおしゃべり。各コレッジはどこでも独自のバーを持っているのですが、トリニティのバーはメンバーがカードで解錠してくれないと入れないところなので、行きたい行きたいと叫んで連れて行ってもらうことに♪とてもモダンなバーでした。さすがお金持ちコレッジですから、学生への補助も多いようで、こちらは私のフォーマル訪問史上もっともお安いディナーだったのですが、バーもお手頃価格でお酒を出しているようです。さすがに夜が更けてくると、ずいぶん飲んでいる学生もいて騒がしくなってきましたが、居心地のいい隅っこのソファーでゆっくり友達としゃべって、あっという間に時間の過ぎた夜でした。ケンブリッジ滞在最後のフォーマル、とっても楽しかったです☆

そして、気付けば、私の滞在も後1ヶ月。4月10日に帰国します。それまで、英国の友達とは出来るだけたくさんの思い出を作りたいと思います。そして、日本の大事な人たちに会えるのもとても楽しみです。英国日記も後1ヶ月。どうぞよろしくお願いいたします☆
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by ellisbell | 2007-03-11 06:19 | Cambridge life

King's College

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King's Collegeのフォーマルに行ってきました♪

King's Collegeといえば、ケンブリッジのシンボル的存在。バックスと呼ばれる裏手から、ケム川を挟んでクレア・コレッジと並ぶこの美しいコレッジの姿は、ケンブリッジという名前と一緒に必ず出てきます。その聖歌隊も世界的に有名で、クリスマスイブのキャロルは全世界に放映されるほどの人気を誇る、由緒正しきコレッジです。観光客にもとても人気の高いコレッジですし、フォーマル・ホールに行ってみたいなぁと憧れていたコレッジの一つでした。ついに実現♪わくわくしながら7時にコレッジに着くと、pre-dinner drinkはGrad Suiteというお部屋で出されます。キングスともなれば、院生用のお部屋もスイートなのですね☆さすがに人気のあるフォーマルですので、食前酒(何とジントニックでした!)を飲んでいる間も人でいっぱい。しばし歓談してから、ホールに移動します。

c0105386_5432217.jpg食前酒のチョイスからも分かるように、意外ではありますが、キングスはケンブリッジでもそのリベラルさで有名なコレッジ。伝統ガチガチのコレッジではないのです。昔は、王族を始め限られた人にしか門戸を開いていなかったコレッジでしたから、それに対する反動から、とてもカジュアルでリベラルなコレッジになったのだとか(チャーチルと並ぶ、アメリカ人留学生の多いコレッジで有名なのだそうです)。ホールはあの美しいチャペルから広大な中庭を挟んだ反対側にある、天井の高い壮麗な建物です。しかし、フェローの座るハイ・テーブルには、全く壇がありません。これもリベラルさの現れですね。ガウンすらほとんど誰も着ていないようなコレッジでした。ろうそくの光でお食事をしているモードリンのような保守的コレッジとは大違い!コレッジの気風って、あちこち違っておもしろいですね。昨日のディナーではフェローはひとりもいませんでしたが、どこのコレッジでも行われる食前のラテン語のお祈りすらなく、その代わりに4人の男女がアカペラで歌ってくれました☆さすが、聖歌隊で有名なキングス・コレッジですね。

c0105386_5423724.jpg前菜はオーガニック・サーモンの"sashimi"。お刺身と言うよりカルパッチョでしたが、控えめなお味付けで、お魚もフレッシュだし、とてもおいしかったです。前菜が下げられた後、またもや4人の歌手が現れて、「消化を助けるために(笑)」3曲、続けて歌ってくれました。とても上手で楽しめましたが、それも全く堅苦しくなく、最後はビートルズ!!かなり大きなホールで、ゲストも200人くらいはいたようですから、準備をする間の楽しみということなのでしょうね。そして昨日写真を載せたリブ・アイ・ステーキがメインに続きます。ただゆでただけというお野菜がつくのが英国流ですが、このコレッジはさすがに、付け合わせのニンジンもビートもを趣向を凝らしてあるし、ジャガイモもホースラディッシュを重ねて焼いてあります。おいしかったです♪さすが、キングス☆☆

デザートだけが、あの「ナルニア」でも出てきたターキッシュ・ディライト(お砂糖を凶悪にも大量にまぶした、殺人的に甘いゼリーみたいなの)を練り込んだアイスクリームで、私にはちょっと甘すぎました(メインまではモードリンを抜くかな?と友達と話していたのに・・ああ、惜しいですね 笑)。そしてチーズはなくて、そのままコーヒー。なかなかおいしくて楽しいディナーでしたが、やっぱりちょっとカジュアルすぎるところもあります。後ろのテーブルに座っていた一団は、ワインをひとり一本の勢いで開けた上、コレッジのバーからビールを買って持ち込んで騒いでいましたし、その隣のテーブルでは、何と灰皿もないのに、タバコを吸い始めていました。一緒に行った友達が、「味は良かったけど、フォーマルというよりパブみたい」と言っていましたが(笑)、確かにコレッジによって雰囲気は全く違うものだなぁと改めて感じさせられました。けれども肖像画がたくさん飾られた、壮麗なホールでいただくおいしいディナーは、とても楽しめました。
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by ellisbell | 2007-03-09 05:43 | Cambridge life

フォーマル・ホール

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あちこちで水仙が風に揺られていますが、まだまだ肌寒い一日でした。

今日はまたもやフォーマル・ホール。学期最後のフォーマル・ラッシュです。さすがに3コースのお料理を頻繁に食べていると、多少疲れてくるのですが、それぞれのコレッジが独自の気風と習慣を持っているので、いろいろなコレッジのフォーマルに行くのは楽しいです。今日のコレッジは、あのコレッジ。ケンブリッジに31あるコレッジの中でも、観光客が訪れる可能性の高い(つまり、観光客から料金を取って、内部を公開している)コレッジの一つです。(普通のコレッジには、メンバー(別のコレッジでもOK。大学関係者という意味です)以外は入れません。)ガイドブックにもたいてい載っている、有名コレッジの一つです。今週は、もう一つ有名コレッジのフォーマルに行くことになっています♪♪どちらも、最後を締めくくるにふさわしい大きな、素敵なコレッジです。

写真は今日のディナーから。これが今日のコースのメインでした。"Grilled Rib Eye Steak with Smoked Tomato Marmalade, Carrot&Beetroot Stack, horseradish Dauphinoise"というのがこのお料理のお名前(笑)。お肉は多少固かったものの、香ばしくグリルされていて、トマトとタマネギをじっくりローストしたものにマーマレードで風味を付けたソースもとっても美味しかったです☆

さて、今日のコレッジはどこでしょう?帰りが遅かったので、詳細は明日に回します♪おやすみなさい☆
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by ellisbell | 2007-03-08 08:56 | Cambridge life

Peterhouse College

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ピーターハウス・コレッジに行ってきました。

今日はお天気が悪く寒い一日でしたが、夕方には星も見えるほどにお天気も回復。さすが英国のお天気は気まぐれです。今日行ったフォーマルもコレッジのexchange formal企画の一環なのですが、予約もすぐに埋まってしまったようで、なかなか人気のあるコレッジのようです。何と言っても、ここはケンブリッジ大学発祥の地。1284年にイーリー大聖堂の司教が建てたコレッジで、オックスフォード大学に不満を覚えた学生たちがこちらに移ってケンブリッジという大学ができたというのが定説です。学部をオックスフォードで過ごした友達は、向こうの方が雰囲気がフレンドリーだと言っていましたが、その意見に実はちょっとびっくり。ケンブリッジはより、学生が勉強や研究に没頭しているイメージだそうです。私が昔、観光で訪れたオックスフォードは、明るく緑にあふれたケンブリッジとは対照的に、重厚な石造りの建物が建ち並ぶ、重々しい、歴史と伝統ある雰囲気の場所だったように記憶しています(やっぱりケンブリッジにちょっとひいき目??笑 どちらも素晴らしい街なのですけれど!)。Oxbridgeの対抗意識というのはよく話題になりますが、確かにここでは、オックスフォード大学を指して(名前を呼ぶかわりに)、"the other place"(もう一つの場所)と言うのですよね。もっともこれはふざけて呼ぶ場合の呼称で、実際にはたくさん共同研究や交流がありますので、そんなに敵対意識があるようには感じられません。さて、ピーターハウスは、伝統あるケンブリッジの中でももっとも古いコレッジですから、どんなフォーマルかしら、と期待して行ってきました。

ピーターハウスの入り口は、さすがに8世紀に渡って学生が通ってきただけのことがあって、敷石がすっかりすり減ってしまっています。今日のように雨が降っていると、その深いくぼみに雨水がたまっているのも、「おお、さすが」と思ってしまうのは伝統のすごさですよね(笑)。コレッジに入り、食事の前にシェリーなどを楽しむのは同じですが、ずいぶん一つ一つのお部屋が小さい印象を受けます。ドアも、とっても小さいのです。その辺りもいかにも中世♪という感じですよね。ホールに移る時には、ひとりひとりにチケットが手渡され、それがホールの入り口で回収されています。こういうの、今まで行ったコレッジにはなかったので、これまた伝統かしら??と期待します。天井が高く、こぢんまりとしたホールには、キャンドルがともされ、窓ガラスは一面のステンドグラス(夜なので何も見えないのが残念!)。ハイテーブルにはフェローの姿はひとりもなく、ゲストも全員で40人ほどの小さなディナーでした。ところが、並べてある食器がとってもみすぼらしいのです!お食事も少し期待はずれ・・・(笑 というと、ピーターハウスにかわいそうですね!)前菜にカマンベールのフライ、メインはポーク・ピカタのトマトソース、そしてブルーベリーパイでした。

オックスフォードとケンブリッジのコレッジ群は、その発表された財政状況によって、ランキングがついているそうです(コレッジは私立の施設ですから!)。そして所属コレッジが裕福かどうかによって、学生に対する補助が全然違うらしく、学生生活が大きく変わってくるというのはよく聞く話です。(もっとも貧乏なコレッジも、二番目に貧乏なコレッジも、ケンブリッジです(笑)。かわいそうに、二番目に貧乏なコレッジは、去年までポーター(門番)さんも雇えなかったそうです!今年からPorter's Lodge(コレッジの受付のような門衛所)ができたから、きっと財政状況が改善したんだね、というのが今日の友達との話題でした。)その影響は様々なところに及んでいて、例えばフォーマルホールの代金も、お金持ちのコレッジの方が補助がたくさん出るから安いのだと聞いたことがあります(真偽のほどは分かりません。学生の無責任な、でも割と言い得た噂です)。今日のフォーマルは、フォーマル史上一番安かったので、ピーターハウスはお金持ちなのかな、とは思っていました(しかも、○ポンド○○ペンス、という端数まであったのは初めての経験!!)。ところが、どうもそうではなさそう・・・お味は悪くないのですが、お食事も、食器やその他も、とっても質素なコレッジだという印象を受けました。うーん、ケンブリッジの謎は深まるばかりです。もうすぐ帰るのに・・・orz。

でも、天井の高いホールにはたくさんの古めかしい肖像画が飾られ、歴史の重みを感じさせてくれました。そして、伝統あるコレッジでの雰囲気を十分に楽しんだ夜でした☆次のフォーマルは、いよいよ待望のあのコレッジです!!!
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by ellisbell | 2007-02-28 07:37 | Cambridge life

Teri-Aki

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毎日、目に見えて日照時間が長くなるケンブリッジ。

後ひと月でまた夏時間が始まります。毎日5,6分日が長くなっているのですから、10日で1時間日が長くなる訳ですよね。最近ではもう夕方5時半頃までカーテンを閉める必要もなく(2ヶ月前は3時半過ぎでした)、朝も明るくなるのが早いです。とは言っても、朝7時に私の部屋のベルを鳴らすのはやめて欲しいです、郵便屋さん。英国人は概して朝が早くて、道路工事などでも8時には始まっていますが、土曜の朝7時(まだ完全に明るくはない)に、いらだったように「ビッビッビッ」とブザーを押されると(ちゃんとビーって鳴るんですよ、普通は!!!)、「誰?」とかなり怪しんでしまいます。クリントンさん似の人じゃない配達屋さんの方で、顔を見たことはないのですが、今朝も念のためにフラットの玄関まで行ってみたら、中に小包を入れてくれてもう帰っていました・・・が、私宛の小包じゃない!!もう、どういうこと??どうしてよりにもよって私の部屋のブザーを鳴らすかなあ??と、ますます郵便局に対する不満を募らせた朝でした(笑)。

さて、昨日は、お友達のお誕生日会を兼ねて、前から行ってみたかったケンブリッジの和食レストラン"Teri-Aki"へ。入ってみると「いらっしゃいませ」と書いてあって、意味もなく感激(笑)。お寿司のカウンターがありますから、酢飯の香りがして、なんだかお寿司が食べたくなります。ごはんがないと生きていけないタイプでもないし、自分でも和食を作りますから、それほど和食が恋しいと思っていませんでしたが、お酢の香りをかぐと、お寿司がとっても食べたくなるのは条件反射でしょうね(笑)。日本酒も「上善」(って漢字合ってます?)とか「久保田」とかがあるのですが、私は梅酒をオーダー(オンザロックの梅酒(日本のものより薄かったです)にストローをつけて出してくれました 笑)。お料理は、揚げ出し豆腐や枝豆、唐揚げや天ぷら、そしてお寿司。ここはもう一軒のヌードルバー、DOJOと違って、「照り焼きサーモンうどん」などの珍妙メニューはなく、上品な感じのお店です。運ばれてきたお料理たちもこんな感じ↑。お味も期待していたよりおいしかったし、特にこの太巻きがおいしかったです。満足でした♪

お店の名前からも分かるように、海外で日本食といえば、みんなが思い浮かべるのがsushiとteri-aki。キッコーマンのお醤油(とMizkanのお酢)は今や世界ブランドで、どこででも簡単に手に入りますが、キッコーマンは"teri-aki sauce"というものも出していて、特にアメリカで大人気だとか。甘辛い味付けが人気の秘密のようです。一般的に言って、海外の和食はお味が濃い(関西出身の私にとっては、です)と思うのですが、はっきりした味付けが受け入れてもらいやすい様子。春に、エンドウ豆の卵とじを味見したお隣さんは、「甘い」と驚いていましたが(笑)。昨日のお店は割とちゃんとした日本食のお店でしたが、ロンドンなどでもたくさん中国系の経営する和食のお店があって、結構おもしろいメニューがあったりもします。そしてお料理もちょっと違ったりするのがおもしろいところ。前にロンドンで連れて行ってもらったお店でカレーうどんを頼んだところ、大きく切ったジャガイモや人参の入った「日本風カレー」をそのままおうどんにのっけて出してくれたことがありました(笑)。前にこちらのインド料理のお店で、お店のインド人店員さんに、「日本のインド料理は本物とはちょっと違う」と言われたことがありますが、まさにそんな感じですね。

最後はデザートに「雪見だいふく」や「抹茶アイス」が(笑)。いろんな話に花が咲いて、とても楽しい3時間ほどのお食事でした。日本食が恋しくなっている日本人の方には、お勧めしようと思ったお店でした♪
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by ellisbell | 2007-02-25 05:20 | Cambridge life


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