Under the English Sky


英国、ケンブリッジでの生活で感じたことを書いていこうと思います。
by ellisbell
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ポートベロー・マーケット

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今日もケンブリッジは春らしい一日でした。

朝から晴れ渡った青空が広がり、春らしく風は強いものの、気温もかなり上がっていたので、さすが太陽に敏感な北ヨーロッパ(英国)人は、半袖の人まで(あろうことか、ノースリーブの男の人まで!!!)見かけます。買い物客や観光客であふれかえっているcity centreを通ったら、St John's Collegeの前ではアイスクリームの屋台も出ていました。ケム川にもパントを楽しむ人たちがたくさんいるし、色とりどりのお花が咲いているし、いよいよ光にあふれた春だなぁと感じました。

昨日、ロンドンのポートペロー・マーケットに行ってきました。ノッティング・ヒルの辺りで毎週土曜日に開催される、世界的に有名なアンティークのマーケットです。ノッティング・ヒル界隈は1月にも行ったばかりですが、ポール・スミスのウェストボーン・ハウスやおしゃれなレストランの並ぶポッシュな通りから、もう少し進むとレゲエの流れるカリビアンな地域まで、とても楽しい地域です。前回行ったのは平日だったので、街並みも静かで、おしゃれなお店をのぞいたり、アフタヌーンティーを楽しめましたが、今回は観光客に圧倒的人気のあるマーケットを見に行きましたから、予想通り、最寄り駅から人でいっぱい。人の流れに沿って歩いていると、たくさんの警察官も出ています。アンティークのお店から、がらくたっぽいものを売っている屋台まで、ふらふらとあてもなくのぞきながら歩いていくのはとても楽しいものですよね。

c0105386_5331655.jpg一番最初に引っかかった屋台では、ミニチュアの看板をたくさん売っていました。ドアノブばかり売っているお店もあれば、タイルや古い鍵、時計やお洋服を扱うお店もあります。もちろん、アンティークの銀食器やアクセサリーも山ほどあり、それぞれが玉石混淆ですから、見て歩くだけでもいろいろ目につきます。いろいろ見ていた中でも欲しくなったのは、アンティーク・プリントのお店(←やっぱりここでも本か!という声があちこちから・・)。18世紀、19世紀の本の挿絵などもとてもおもしろく、そして何より、アンティーク・マップにとても惹かれました。ケンブリッジでも時々古本屋さんに行っては眺めていたのですが、18世紀や19世紀の人たちが、世界をどう見ていたのかを考えるのはとても楽しいしロマンティックですよね。18世紀の地図なんて、日本は北海道がなかったり(笑)、やたらと本州だけが横に大きかったり、やっぱり日本って大英帝国から見ると「オリエント」なのだなぁと思いました。19世紀くらいの英国の地図で素敵なのがあったら欲しいなぁと思っていたのですが、なかなか手頃なものがなくて残念。きっと、本当に欲しい人は何度も足を運んで、掘り出し物を見つけるのでしょうね☆

c0105386_5343341.jpg北にずっと上がっていくと、青果のマーケットや古着市になっていくのですが、私は歩き回って疲れた後は、おいしいアフタヌーンティを選択♪2度目のTea Palaceです。ここのスコーンは本当においしい☆☆大好きなチャイニーズ・フレイバー、ラプサン・スーチョンを頼んでゆったりと2時間ほどのティーを楽しみました(ラプサンはお土産にも買ってしまいました♪)。アフタヌーンティって、ケーキバイキングと似てる気がします。食べきれなくて、おなかいっぱいで後悔するのに、また行きたくなるあたりが☆今回もケーキが制覇できませんでしたが、素敵な時間でした。
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by ellisbell | 2007-03-12 05:34 | miscellaneous

語源とイメージ

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昨日はアカデミー賞の授賞式でしたね。

今回は主演女優賞にノミネートされた5人のうち、3人までが英国女優だったということで、こちらでも割とその話を聞くことが多かったです。(もちろん日本でも、日本勢の活躍がずいぶん話題になっていたことでしょう。)みごと受賞したのはヘレン・ミレン。私の好きなジュディ・デンチと同じ、Dame(男性のSirにあたる称号)です。映画自体はまだ見ていませんが、ポスターなどで、女王にそっくり!と思ってはいました。アカデミー賞特集で再上映されているので、機会があれば見てみたいと思っています。

最近の日記にはしょっちゅう「郵便局」が出てきていますけれど(笑)、今日も母と電話していたら、「そういえば小包届いたよ」とのこと。船便で1ヶ月半ほど前に送ったものがついたのだろうと思って確認すると、中身は全然違います。よくよく聞いてみると到着したのは、先週の木曜日に「船便で」出した小包。びっくりするような早さで着いてしまったのですね(笑)。つまり、船便の料金で、航空便と間違えて送られたのでしょう(それにしても早いですけど)!!ふふ、たまにはラッキーもないとね、と思っている今日このごろ☆今週の土曜日に郵便屋さんが来ても、玄関を開けてあげることにしましょう(笑)(郵便局が敵だというわけではないのですが、最近この話題を出すたびに、意味もなくOscar Wildeの言葉を思い出します。"Always forgive your enemies--nothing annoys them so much!")

さて、最近の発見。英国には二種類の横断歩道があるのです。一つは普通の信号と一緒にある横断歩道で、もう一つは信号のない横断歩道↑。後者は、写真にあるように、ロリポップのようなサインが一緒に立っていて、ここは絶対的な歩行者優先。概して運転マナーのいい英国では、ここに行くと車はみんな必ず停まってくれます。そしてこの二種類の横断歩道、名前も違うのです。ロリポップのあるこの写真は"zebra (crossing)"、そして信号と一緒にある横断歩道はイギリス英語では"pelican (crossing)"。先日友達に、ゼブラ(シマウマ)は分かるけど、どうしてこっちはペリカンなの?と聞いたところ、どうしてかしら?と彼女が辞書を調べてくれました。すると判明したのは、もともとは"pe"destrian "li"ght "con"trolled crossingだったということ。その頭を取って"pelicon"、それが音韻変化で"pelican"になったのですね!あの鳥のペリカンとは全然関係なかったのです。おもしろくて、思わず興奮してしまいました(笑)。

そういえば今年は亥年。英語のChinese signs of the zodiacでは"pig"の年。「豚年」ってなんだかちょっとイメージが違いますよね!(たぶん中国でも豚なのでしょうけれど・・明日、台湾人の友達に確かめてみようっと。)猪突猛進、というイメージが崩れてしまいます・・・
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by ellisbell | 2007-02-27 06:11 | miscellaneous

和食

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今日も朝はお天気の良かったケンブリッジ。

ぽかぽか晴れ渡った青い空と、たくさんの小さな花を見ていると、春が来たなぁと思います。季節がまた一回りしたのですね。朝、市場でお野菜を買いながらも、一緒に売られている黄水仙やチューリップの切り花が目に入ります。そして、ケンブリッジではもう桜がずいぶんと咲いています。前に咲いていた、花弁の細いタイプはもう散ってしまいましたが、今は日本でも見慣れたふっくらとしたお花を持つ桜が咲いています。これは近くのカトリック教会の桜。トリニティのバックヤードには、クロッカスが一面に咲いているそうです。春ですね。

c0105386_9132767.jpg今日はお友達の誕生日お祝いを兼ねて、ケンブリッジの日本食レストランに行ってきました。海外の日本食ってほとんどが中国系のオーナーだということもあって、あまり期待していませんでしたが、おいしかったです。久しぶりに梅酒もいただきました♪遅くなったので、詳細レポートはまた明日にします。和食といえば、昨日、ひじきの炊き込みごはんを作ったのですが(山盛りorz)、今週末一緒にごはん食べない?と言いに来たインド人Nが「ひじき」に目をとめました。「これ何?」と聞くから「海藻だよ、カルシウムも鉄分もたくさんあって身体にいいんだよ」と言うと、「日本人は海藻を食べるんだってね〜。海藻のクッキーがあるって聞いたけどホント?」と聞いてきました。たぶん海苔巻きあられ?と思って、「クラッカーはあるよ」というとうぇ〜っ><という顔をするN。食べてみる?と、炊きあがったひじきごはんをタッパーに入れて、ちょっぴりだけお裾分けしてみましたが、今日、廊下で会っても何も言わなかったところを見ると、あまり好きではなかったようですね(笑)。日本食はヘルシーだと有名な割に、sushiしかよく知られていないので、ちょっと虫のように見えるグロテスクな黒い物体はダメだったのでしょうか♪異文化体験っておもしろいですね。
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by ellisbell | 2007-02-24 09:13 | miscellaneous

つれづれ

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クリスマス前にプレゼントでもらった、アマリリスのお花が咲きました♪

英語では、植物を育てるのが上手な人を「green fingers(green thumb)を持っている」といいますが、私はとても植物と相性が悪いのです。orz 観葉植物ですら枯れてしまうのが常だったのですが、ガーデニングの本場に来てから、少し植物と仲良くなったのかしら。今、お部屋には多肉系のピンク色のお花(名前は知りません)とアマリリスが咲いていて、もう一つ別の鉢に入ったアマリリスも順調に育っています☆(しかしこうアマリリスばっかりくれるSもねぇ・・彼はきっとアマリリスが好きなのでしょう。)そういえばクリスマス前には、アマリリスがとてもたくさん売られていました。イギリス人の好きなお花なのかも知れません。

プラハ旅行記はまだ続きを書きたいのですけれど、なんだか今日は少し旅行記とは違う気分。先日プラハのカフェで80年代の音楽が流れていて、そこで聞いたBlackの"Wonderful Life"がずっと頭を離れないからかも知れません。(「素晴らしい人生」というタイトルが、皮肉なまでに切ない曲だと思います・・Blackはリバプール出身のアーティストだそうです。聞きたい方はこちら http://www.youtube.com/watch?v=iyfu_mU-dmo)あるいは昨日、友達と、Kazuo Ishiguroの"Never Let Me Go"について話をしていて、人間とは何かという恐ろしいまでの根本的な問いと、存在の圧倒的な孤独と、小説の基調に流れる人生への諦観について、いろいろ考えを巡らせていたからかもしれません。(どちらにしても、この静かな諦観もイギリス文化の基調を、大きな流れでないとしても、流れているのでしょうか。あるいは、Ishiguroは、完全な英国人としてのアイデンティティを持たないがゆえに、日本的な諦念をも帯びているのでしょうか。おもしろい問題ですね。)

今日は午後からお友達3人が、お茶をしに来てくれました。残念なことに、袱紗も何も持ってきていないので、単に点てたお茶を味わってもらっただけだったのですが、とても楽しい時間でした。そしてお茶のいただき方を説明しつつ、今、このときは一生に一度しかないのだから、この一瞬を慈しみ、大切にしなくてはならないという「一期一会」のお話をしていました。お茶の心の一番の基本ですよね。ちゃんとしたお茶会は用意できず、本当にお抹茶だけ味わってもらった略式の集まりでしたが、その考えをどの国の友達も尊重してくれることがとても素晴らしい午後でした。最近、こちらの友達と、いつ帰るのか(次はいつ来るのか、と聞いてくれるのが嬉しいですね!)という話をするのですが、私の英国滞在も後2ヶ月。What a wonderful life!と心から言いたい時間です。英国に来る前は、何か形あるものを成し遂げることが留学の最大目的であるようにずっと考えていましたが、サン=テグジュペリの言ったことが、やっぱり正しかったのかも知れません。"On ne voit bien qu'avec le coeur. L'essentiel est invisible pour les yeux."(心でしか見えないんだ。本当に大事なものは、目には見えないんだよ。)←綴りにイマイチ自信なしですorz 覚えたの、ずいぶん昔だからなぁ・・・

訳もなく(笑)ちょっぴりしんみりした、母の誕生日でした。

写真は、プラハへ発つ時のスタンステッド空港の夕焼け。きれいな夕焼け空に、飛行機が飛び立って行きます。
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by ellisbell | 2007-02-11 05:46 | miscellaneous

Aussie Open

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今日も晴れ渡ったケンブリッジ。

土日はいつもそうですが、city centreは、お買い物をする人たちでいっぱいです。キッチン用品のお店に入ったら、すでにたくさんヴァレンタイン用のデザートを作るための、ハート型グッズがあふれていました。女の子がチョコレートを贈るのは日本だけだけれど、こちらでも、ケーキ型などを見ている女性が多いです(ただし、年齢高め・・平均40代でしょうか!これは、休日になると高齢者が増えるケンブリッジだから??笑)。

今日はテレビで、テニス全豪オープンの女子シングルスの決勝をやっていました。昔、ちょっぴりだけテニスをやっていた私は、英国で初夏に行われるウィンブルドン選手権を偏愛しています。この初夏にも、ワールドカップ(もちろんサッカー)で沸き返る英国で、テレビにかじりついて生中継ウィンブルドンを見ていました。私にとってのウィンブルドンは、高校時代、ちょうど一学期の期末試験と重なる時期だったので、(昔からの宵っ張り生活で)真夜中にヴォリュームを絞ったBBCの英語放送を見ながら勉強したことと結びついています。だから、ウィンブルドンというと、真夜中に降る雨の音、そして、代数幾何や物理のテキスト(なぜか嫌いなものを思い出す!)、大好きだったシュティフィ・グラフや伊達公子さんのプレイを反射的に思い出します。日本でも静かに降り続く雨の音を聞きながら、ウィンブルドン名物の英国の雨を見ていた、それが私にとってのグランド・スラムの印象なのです。この夏に、コレッジのグラス・コートでテニスをしていたときには、(日本では芝のコートなんて手のかかるものはたくさんありませんから、)ウィンブルドンの世界☆と単純に思いました!ボールがとても重くなること、バウンドが少ないことに驚きましたが、だからこそウィンブルドンの試合はパワーより技術が要求されて、おもしろいのですよね。

観戦するのは、男子テニスより女子テニスの方がずっと好きです。そして、パワーテニスより、ため息の出るような角度やショットを見るのが好き。その意味で、ウィンブルドンが好きなのですが、最近は女子テニスもパワーの時代だと言われます。今日の全豪オープンの決勝もパワーテニスの代表、セリーナ・ウィリアムズとマリア・シャラポワ。直前まで膝の怪我でツアーを離れていたセリーナですが、今日はみごとな復活ぶりでした。アナウンサーが2002,03年のセリーナを見るようだと言っていましたが、"look at her eyes!"とのコメントからも分かるように、闘志みなぎるセリーナがわずか63分で優勝を勝ち取りました。素晴らしいショットがたくさん出て、おもしろい試合ではありましたが・・・この二人、うまいショットが出ても、ニコッとしないんですよね〜。>< シャラポワのお父さんは"Juri Fury"と言われているそうですが(笑 そういえば、お父さんの名前はJuri Sharapovなのだと知ってびっくり!さすがスラヴィック・・・固有名詞まで性変化するのですね!)、決まったときに嬉しそうな顔をするプレイヤーってあまりいないのでしょうか??でも、ノーシードからの優勝はセリーナが初めてだそうで、runner-upのシャラポワも、明日発表の世界ランキングでは1位になるそうで、どちらも大健闘の全豪オープンだったようでした☆
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by ellisbell | 2007-01-28 05:43 | miscellaneous

感謝(Thank you !)

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2007年1月14日が終わりました。

日本の家族やお友達から1万マイル離れて迎える誕生日。オンライン、オフラインで、皆さんからたくさん、たくさんのお祝いの言葉をいただきました。私が元気で楽しく英国生活を過ごしていけるのは、そうやってたくさんの人が私を支えてくださっているからだと改めて実感しました。家族にも、皆さんにも、感謝しています。どうもありがとうございます。

こちらに来て知り合った友達からも、たくさんお祝いの言葉をいただいています。英国に来るまでは顔も知らなかった人たち、日本人もいれば英国人も、そして世界中からここケンブリッジに集まってきた人たち。どこにいても、どこから来ていても、友達って素晴らしいものですね。こちらで出会えた人たちにも本当に感謝しています。

先ほどまで、友達がバースディパーティーをしてくれていました。サプライズでプレゼントまで用意してくれていたのは嬉しかったけれど、それ以上にみんなで書いてくれたカードが嬉しかったです。とても素敵な夜でした。年齢を重ねるごとに、少しは成長していくように、前を向いて精進したいと思います。皆さん、ありがとうございました。

Thank you so very much for today, my dear friends in Cambridge! I do appreciate your friendship, which I really enjoy every moment of my life here. Thanks also for the lovely card and the gift you gave me today, and it will always remind me of the happy days in Cambridge with you all. Thank you, again, for the party, Dear S, L, P, and B!
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by ellisbell | 2007-01-15 09:28 | miscellaneous

昼下がり

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今日も風が強い一日でした。

ケンブリッジからバーミンガムに向かう電車の車窓で、たくさん風車が並んでいるのを見て驚いたことがありますが、ここイーストアングリアは風の強い地域です。晴天の日が多いので文句は言えませんが、先日も夜中の3時頃に何か大きな(ゴミ箱だと思われる)ものが外をガラガラと転がって行くのが聞こえました。今日も晴れてはいましたが、お昼過ぎにお友達の家にお茶をしに行くのに自転車で出かけたら、彼女のおうちは丘の上にある上に、向かい風が吹き付けてきて、こいでいるのに自転車が全く進まない!という状況になりました。extra exerciseでいいかもしれませんが・・・(苦笑)暦の上では小寒から大寒に向かうもっとも寒い頃なのに、今年は雪の気配もありません。年末のような美しい霜や雪が待ち遠しいくらいです。

city centreを抜けたところで、満開の桜に出会いました。あっ!と思いましたが、写真を撮れず残念。こちらの桜は日本とは違うので、寒いうちに咲くことは分かっていても、やっぱり「あっ!」と思ってしまうのは日本人だからでしょうね。小正月にはちょっと早いけれど、今日はお友達のおうちで、去年母が送ってくれたおもちを使って、おぜんざいを楽しみました。彼女も、年末にお母さんが骨折してしまい、忙しい毎日の中のひとときを楽しみにしてくれていたようです。小豆あんや鰹節、お昆布のおだしなどはこちらでも嫌がる人が割といますが、彼女は日本にいたこともあるので、大好きだとか。彼女のおうちには、日本から連れてきたという愛猫の三毛猫がいますが、こちらにはこたつがないから、彼女(猫)はボイラー室に入りっぱなし。毎日ボイラーに身体をくっつけてあたたまりつつ眠っているようです。(ちなみにこのネコちゃんの大好物はお海苔。さすが、日本猫ですね〜♪)だから、彼女には最近ボイラー室に行かないと会えないので、写真は別のネコちゃんですが、あまりに気持ちよさそうに丸くなって寝ているので、つい撮ってしまいました。雪はないけれど、温かいお茶とおぜんざいを楽しみつつ、おしゃべりに興じた先取り小正月の昼下がりでした。

次にSt John'sの近くを通るときは、絶対に桜の写真を撮るぞ!
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by ellisbell | 2007-01-11 06:02 | miscellaneous

the meaning of life

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クリスマス・ホリデイが終わった英国では今日(1/2)から通常の日々が始まりました。

今朝は、年末に届いていて取りに行けなかった小包を取りに、近くの郵便局へ行きました。いつも一つしか窓口が開いていなくて、ブスッとした局員さんが対応してくれるのですが、今日は珍しく二つあいていました。私が受け取りにサインしていたら、もう一つの窓口に小包を抱えたおばさんがやってきました。"Please send it as cheap as possible within 5 days."というおばさんに、局員の女性は"donkey!"と一言。"Pardon?"と問い返したおばさんに、彼女は再度「ロバね!」。そこで全員が大爆笑(笑)。彼女もきっと素敵なホリデイを過ごしてご機嫌なのでしょうね!

年末に友達のラボにおじゃまして、生まれて初めてDNAというものを見せてもらいました!ケンブリッジはさすがに自然科学に強く、幹細胞でノーベル賞を取ったのもこの大学の研究者だったとは、その時に初めて知りました。最近彼女と、いろんな人が集まるたびに、what is (the meaning of) life?という話をすることが多いのですが、集まった人はそれぞれに研究分野が違うので、考え方も違っているのがおもしろいです。その時は、DNAというのがいかに生き物を作り上げ、機能しているのかを熱心に二人の科学者が語ってくれましたが、新鮮でとてもおもしろいお話でした。MBAを目指している別の友達はまた違う側面で人生をはかり、哲学者の友達はまた別の側面から人生を見ています。結局は人間の一生というのは、自分にとっての人生の意味を見つけるための壮大なる過程なのだろうと実感するこのごろです。

昨日はのんびりしていたので、夜に"Ladies in Lavender"(ラヴェンダーの咲く庭で)というDVDを見ました。大好きな女優Judi Denchが主演しているので、日本で公開されていた時から見たかったのですが、見逃してしまっていた映画です。第二次大戦直前のコーンウォール。二人きりで暮らしている年老いた姉妹が、嵐の後の海でひとりの若い男性を見つけます。彼は素晴らしい才能を持ったヴァイオリニストで、次第にひとりの老嬢は彼に恋をします。昔ながらの村で彼女たちはいかにもイギリス的に排他的な上流階級としての地位を保っていますが、その村に来ているドイツ人の型破りな若い絵描きの女性が、そのヴァイオリニストの才能を見つけ、姉妹を出し抜いて、彼をロンドンに連れ出し、彼には成功の道が切り開かれることになるというストーリー。古い、時間の止まったような村で満足して暮らしてきた姉妹に、彼がもたらす興奮と喜びは見ていてほほえましくなるようなもので、特にジュディ・デンチが演じる、初恋を感じる老嬢は、控えめながらも彼女の切なさをみごとに伝えてきます。言葉や身振りが抑制されていても、その表情でみごとに感情を伝えてくる二人の大女優の演技は素晴らしく、時に迫力があります。満足して自分たちの人生を終えようとしていた老姉妹。彼女たちにとっての人生の意味も、この一つの出会いによって大きく変わってしまう様子が、哀切を込めて描き出される映画でした。絵描きに無理に説き伏せられ、別れも告げられずにロンドンに発ったヴァイオリニストを夕食に待つ姉妹の姿、最後に彼のコンサートに二人で出かけて、ひっそりとパーティ会場を抜け出してコーンウォールの小さな村に帰る姉妹の姿。演出的に、あまりにセンチメンタルな部分もありますが、時に少女のようで、時に母親のような、ジュディ・デンチとマギー・スミスの姿がとても印象的な映画でした。(そしてとてもイギリス的な映画でした!)
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by ellisbell | 2007-01-03 05:06 | miscellaneous

Holiday

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2007年は風の強いケンブリッジで迎えました。

今日は朝からいいお天気。暖かくて本当に春のような日和でした。海老芋も丸餅もないけれど、朝からお雑煮を作りました。実家からやってきた昆布と鰹節でお出汁をとって、懸案のOrganic sweet white misoも想像通りの普通の白味噌だったし、昨日3軒も探し回ってようやく見つけたお大根もちゃんと準備できて、ケンブリッジでの白味噌お雑煮です。一日のんびり過ごしたお正月でした。

10日間のクリスマス・ホリデイは今日で終わり。明日からこちらは通常の生活に戻ります。今回のホリデイは、ほとんどロンドンで過ごしていたような感じです。弟たちと一緒に訪れたロンドンは霧に覆われていて、いかにも冬のイギリスというイメージそのものでした(昨日の写真はその時のものです)。ウェストミンスター寺院にも久しぶりに行きましたが、生前あれだけ確執のあったエリザベス一世とメアリ一世(エリザベス一世の異母姉)が同じお墓に葬られていたり、戴冠式の玉座(スコットランドの王位継承の象徴であるスクーンの石が、1996年に返還されるまで英国王の戴冠式の椅子の下にはめこまれていました)を見てスコットランドとイングランドの確執に思いをはせたり、Poets' cornerという作家たちを記念する部分では、作家ジョージ・エリオットの記念碑(本名はMary Anne Evans、妻子ある男性と駆け落ちしたためにヴィクトリア朝社会からはつまはじきにされ、偉大な作家としての名声を得たにもかかわらずウェストミンスターに葬ってもらえなかった作家です)に時代の変化や感慨を感じたり、昔は知らなかったこと、気付かなかったことを今回はいろいろと感じ入って、おもしろかったです。冬のオランジェリー(ダイアナさんの住んだケンジントン宮殿にあるカフェ)でランチも楽しみましたが、やっぱり季節が変わるとそれぞれ趣も変わって素敵でした。

24日のキングスの礼拝はケンブリッジで楽しみましたが、本当に最初のボーイソプラノは身体が震えるような美しさでした。噂によると(本当かどうか分かりません)、全世界に放送されるこの礼拝の幕開けとなるボーイソプラノのソロ、誰が歌うことになるかは直前まで聖歌隊員にも知らされないそうです。本番前にテストをして調子を見て、いざ行列にでるときにソリストはポンと肩を叩かれるのだとか。伝説的な礼拝ですが、本当に素晴らしいものでした。ロンドンに戻って深夜の礼拝、キャロルも今年は何度歌ったことでしょう。本当に荘厳な穏やかなクリスマスでした。c0105386_5134653.jpg25日は一日のんびり友達とお話をして過ごし、26日からのセールに備えます。26日はボクシング・デイ(boxー昔、召使いたちに日頃の感謝を込めて、この日にギフトボックスを贈ったところから来る名前だそうです)、クリスマスセールの初日です。物好きにもOxford streetに出てみたら、すごい人混みでした(これは大型デパート、セルフリッジ)。祝日なのでまだしまっているお店も多く、私は何もこの日は買いませんでしたが、ロンドンのエネルギーを感じました(笑)。あるイギリスのハイストリートブランドのお店は、次の日何と朝の5時から開店し、人でごった返しているのを二階建てバスの上から見ました・・日本の初売りをちょっと思い出したりしました。

ホリデイ・シーズンも終わり。これから大学はLent termに入ります。日本のみなさんは、まだもう少しお正月休みですね。のんびりゆっくり過ごされますように♪

冒頭の写真はウェストミンスター寺院、Poets' cornerのルイス・キャロルの記念碑です。
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by ellisbell | 2007-01-02 05:14 | miscellaneous

大晦日

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いろいろあった2006年が終わろうとしています。
ケンブリッジというイギリスの中でも特殊な街で暮らし、オンラインでもオフラインでも、たくさんいろいろな人に出会って、いろいろなことを考えた一年でした。大切なものって、増えたり変わったりしていくけれども、決して減らないんだと実感した一年でもありました。毎年、大晦日というと、昔、日本時間のこれくらいの時間に、母がおせち作りに忙しくしている傍らで、祖母と一緒に紅白を見ながら数の子の皮を取っていた自分を思い出します。今ではいろんなことが変わってしまいましたが、イギリスで、日本とは全く違う大晦日を英国時間で半分終えようとする今、やっぱり今年はどんな年だったのだろうと考えることに変わりはありません。英国人がファミリークリスマスを祝うように、私たち日本人は年神をお迎えし、家族で新年を祝ってきたのですよね。大晦日らしい感慨は、イギリスの空の下でも変わらず私のところにやってきます。2006年は本当に特別な年でした。何より、イギリスで過ごせたことを本当にありがたく思います。成長できたかどうかは定かではありませんが、少なくともいろいろなことを考える時間をたくさん持てたこと、いろいろな方と出会って視野を広げることができたことは、私にとって人生の大きな糧になったと思います。

イギリスと日本。インターネットに助けられた年でもありました。昔の留学生と一番違うと思うのは、やっぱり世界がとても身近になったこと。物理的に日本と1万キロ離れていたって、インターネットで瞬時につながりあえることは、とてもありがたいことです。逆もまたしかりですね。日本に帰った時にも、こちらの友達とはリアルタイムでお話できるのですから。違う価値観と生活習慣ではありながら、改めてやっぱりどちらの国も大好きだと思った一年でした。来年はどんな一年になるのでしょうか。前を向いて進んでいける一年になることを願っています。

皆さま、今年一年、本当にお世話になりました。どうもありがとうございました。
皆さまも、どうぞよいお年をお迎えくださいね。

May the new year bring you success and happiness!!
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by ellisbell | 2006-12-31 21:17 | miscellaneous


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