Under the English Sky


英国、ケンブリッジでの生活で感じたことを書いていこうと思います。
by ellisbell
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2007年 04月 05日 ( 1 )

Hot cross buns

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スペイン旅行はまだまだ中盤ですが、閑話休題。

最近は英国も冬がぶり返したかのような寒さが続いています。寒がりで冷え性(しかも風邪病み上がり)の私は、あちこちで咲いている美しい桜や木蓮、水仙やチューリップを見ながら、早く暖かくなってくれないかなぁと思っています。旅行から帰ってきてから、気がつくと明日で一週間。毎日することが山のようにあって、本当に忙しいです。たったひとりなのに、お引っ越しの荷物も大変だったし、事務手続きもあるし、そして何より、いろんな友達と最後にいろんなことをするお約束でいっぱいなのです。

キリスト教暦では、昨日(4月3日)が過ぎ越しの祭り(passover)の始まり。先日の日曜が満月でしたから、いよいよ復活祭が近づいています。イースターは、春分の日の後、最初の満月の次の日曜日。今年は4月8日です。イエスの復活を祝う、キリスト教国最大の祝日ですから、ここ英国では金曜日から4連休になります。次の金曜日(明後日)はGood Friday。イエスが十字架に架かったことを記念する祭日ですが、goodがGodの音韻変化なのは有名ですね。英国ではこの日、hot cross bunsというパンを食べるのが伝統です。今日は、クリスマスに一緒にmince pieを作ったCと、再度「英国伝統食に挑戦」企画☆☆私のお別れを兼ねて、Cが一日時間を取ってくれたので、朝からゆっくりパンを作りながら、お茶を飲んでいろんなお話をしてきました。

c0105386_8585696.jpgホット・クロス・バンズ。英国の伝統的なパンだから、スーパーでもどこでも良く見かけるものですが、Cも作るのは今回が初めてとのこと。朝からイーストの仕込みだけは彼女がしておいてくれたので、粉を計ってスパイスを混ぜ、ドライフルーツやピールを加え、イーストや他の材料を足して捏ねて休ませている間に、お茶を飲んでおしゃべりする予定。ところが出会うとすぐにおしゃべりばかりになってしまうのが私たち(笑)ですから、取りかかる前にまずは「お茶でもどう?」とのCのお得意のセリフ。お茶をいれて、粉を計量しながらも、スペインの話、モロッコの話、彼女が行っていた南フランスの話、とお話は尽きません。バターを溶かしてからも手を止めてしゃべるCに、ちょっぴりヒヤヒヤしつつも、材料を捏ねて一次発酵(力が必要な部分では、「怒りを思いだす」ことに。私が彼女に、「うっかり手荷物にしていたために、フランスの空港で取り上げられたはちみつを思い出したら?」とアドヴァイスすると、彼女は私に「あなたはグラナダのバス運転手を思い出しなさいね」とのアドヴァイス(笑)。人生って小さな怒りに満ちていますね(笑)♪)。 お互いのお土産も交換しつつ、二次発酵まで終わったところはこういう感じ↑。ずっとしゃべっていたおかげで、ここまでに3時間くらいかかってしまいました(笑)。そしてオーブンに放り込んで15分。どうなることかしら、と言っていましたが、ちゃんとスパイスの香りが漂ってきて、ちゃんとパンらしく焼けていました(これは仕上げのシロップを塗る前)。一安心。すぐにアツアツを半分に割って、バターをたっぷり塗って、いただきました。スパイスがほのかに香って、美味しくできて良かったです♪本当は、金曜日に食べるはずなのですが、一足お先に、二人で"Happy Easter!"となりました☆

c0105386_8595773.jpgその後もお茶を飲みながら、日本や英国、そして世界の様々な社会や異文化理解の話をしていました。そして気がついたら、もう7時。滞在中、彼女に影響されたところもたくさんあると思うし、同じくエミリ・ブロンテの「嵐が丘」が大好きだと言う彼女とは、仕事や年齢は違ってもとても通じ合うものを感じていました。両親が来たときも、弟たちが来たときも、私と一緒にもてなしてくれたC。「私たちの友達関係はまだ始まったばかりなんだから、お別れではなくて、一時的な小休止にしか過ぎないのよ」と彼女は言ってくれますが、やっぱりお別れは寂しいですね。火曜には見送りに行くから、と言ってくれているので、まだ本当のお別れではないのだけれど、それでもやっぱり感慨深いものがあります。ひとりで日本を離れて来たときには、また日本に戻って日本の友達に会えるのが分かっていますから、友達と別れることも悲しくはなかったのだけれど、やっぱりこちらの友達とは、次にいつ会えるか分からないことが寂しいですね。でも、出会えたことが素晴らしいことなのだと思います。そして、彼女が言うように、これから二人ともold ladiesになって、杖をつきながらゆっくりお茶を飲む時まで、このご縁を大事にしたいと思います。こちらで出会った友達はみんな本当にとても素敵な人たちだし、私の人生を豊かにしてくれた人たちです。 明日は、気温も18度まで上がる予定。春は、別れと出会いの季節ですね。最後の写真は、Cの愛猫Sarah。この子は日本生まれなので、日本人にはなついてくれるそうですが、Cの服にくるまって、気持ちよさそうですよね☆いよいよお別れの時には、何かを感じたのか、このSarahともう一匹の愛猫Tiggerの二人(二匹?)も、玄関までお見送りにきてくれました。また、すぐに会えますように☆
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by ellisbell | 2007-04-05 09:00 | culture


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