Under the English Sky


英国、ケンブリッジでの生活で感じたことを書いていこうと思います。
by ellisbell
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2007年 03月 15日 ( 1 )

自然史博物館

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素晴らしいお天気が続くケンブリッジ。

日に日に気温も上がっていき、春の美しさを満喫している今日この頃です。日本の春はゆっくりと、霞がかったような夜と一緒にやってきますが、ヨーロッパの春は光とともにやってきます。長いダーク・シーズンが終わり、今日は辛夷の花も満開でした。街中では、イースター、母の日、そしてRed Nose Dayに関連した宣伝がいっぱい。Red Nose Dayは今週の金曜日ですが、Comic Reliefによるチャリティの日。笑いを通して(特にアフリカの)恵まれない人々を助けようというポリシーのもと、たくさんのセレブが参加することで知られています。その名の通り、赤い丸いピエロの鼻をつけたポスターをたくさん街中で見かけます。BBCも関連番組をやっていますし、Jamie Oliverがこのために新たに出版した小さな本は、今週の本の売り上げのトップになっていました。売り上げはすべてアフリカなどの途上国に対するチャリティとして寄付されるそうです。数人の始めた活動が、このように全国的に広がっていくのは素晴らしいことですね。

c0105386_5284577.jpg昨日のロンドン、もう一つのメインは自然史博物館でした。こちらを訪れるのも久しぶり。絵画や彫刻の方が好きで、しかも文系頭の持ち主である私でも十分に楽しめる博物館です。ここに来たら、何をおいてもまずはライフ・ギャラリーにいる恐竜たちを見に行かなくてはなりません。大聖堂のような建物の中に入ってすぐのセントラル・ホールでは、大きな恐竜の骨格模型がお出迎え。広々とした館内は、効率よく様々な分野に分かれて展示されていますが、やっぱり恐竜セクションはとても人気があります。実物大の骨格模型や本物の化石が並べられ、実物大の動くT-Rexが頭をふりふり吠えかかっているコーナーでは、子供たちが怖がりながらも惹きつけられていました。もちろん様々な説明もわかりやすく、知識のない私でも十分に楽しめる内容です。

c0105386_5295355.jpgそしてそのままほ乳類セクションを通って、海洋生物コーナーへ。こちらもシロナガスクジラの実物大模型を筆頭に、様々な海の生物が、模型で紹介されています。シロナガスクジラ、巨大!!!あまりにも大きすぎて写真に収まらず、まるで潜水艦のようでした(笑)。圧巻の展示です。鳥たちのセクションでは、剥製や模型が並ぶ中で、すでに絶滅したモーリシャスの鳥、ドードーともご対面。アリスに出てくるテニエルの挿絵のままでした。それからアース・ギャラリーへ。こちらは地球の成り立ちや鉱石の歴史などを解説してくれる部分。ホールから地球の模型の中をエスカレーターで上がっていく演出はとても楽しいし、様々な体験型の装置もあり、大人でも十分に楽しめる展示内容です。

c0105386_5292257.jpgそして火山セクションの隣にあるのは、地震のメカニズムを解説するセクション。ここでは神戸ナンバーの車がガレージの中で押しつぶされている展示が目を惹きました。そう、阪神淡路大震災を解説するコーナーがあるのです。実際に床が揺れて、その揺れを体験出来るようになっています。コンビニの防犯カメラの映像にあわせて実際に床が揺れ、棚に並べられた商品がガタガタと揺れると、居合わせた人たちは全員手すりにつかまっていました。私たちにはこんなにも身近な地震という経験は、この国ではほとんど未知のものなのですから、こうやって体験出来るのはいいですね。ベッドの上に吊られた本棚にすっかり慣れてしまった今となっては、久しぶりの感覚でした。多くの人が、こういう自然災害に関心を持ってくれるといいですね。久しぶりの自然史博物館、子供のように楽しめた数時間でした。
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by ellisbell | 2007-03-15 05:30 | culture


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