Under the English Sky


英国、ケンブリッジでの生活で感じたことを書いていこうと思います。
by ellisbell
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2007年 03月 09日 ( 1 )

King's College

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King's Collegeのフォーマルに行ってきました♪

King's Collegeといえば、ケンブリッジのシンボル的存在。バックスと呼ばれる裏手から、ケム川を挟んでクレア・コレッジと並ぶこの美しいコレッジの姿は、ケンブリッジという名前と一緒に必ず出てきます。その聖歌隊も世界的に有名で、クリスマスイブのキャロルは全世界に放映されるほどの人気を誇る、由緒正しきコレッジです。観光客にもとても人気の高いコレッジですし、フォーマル・ホールに行ってみたいなぁと憧れていたコレッジの一つでした。ついに実現♪わくわくしながら7時にコレッジに着くと、pre-dinner drinkはGrad Suiteというお部屋で出されます。キングスともなれば、院生用のお部屋もスイートなのですね☆さすがに人気のあるフォーマルですので、食前酒(何とジントニックでした!)を飲んでいる間も人でいっぱい。しばし歓談してから、ホールに移動します。

c0105386_5432217.jpg食前酒のチョイスからも分かるように、意外ではありますが、キングスはケンブリッジでもそのリベラルさで有名なコレッジ。伝統ガチガチのコレッジではないのです。昔は、王族を始め限られた人にしか門戸を開いていなかったコレッジでしたから、それに対する反動から、とてもカジュアルでリベラルなコレッジになったのだとか(チャーチルと並ぶ、アメリカ人留学生の多いコレッジで有名なのだそうです)。ホールはあの美しいチャペルから広大な中庭を挟んだ反対側にある、天井の高い壮麗な建物です。しかし、フェローの座るハイ・テーブルには、全く壇がありません。これもリベラルさの現れですね。ガウンすらほとんど誰も着ていないようなコレッジでした。ろうそくの光でお食事をしているモードリンのような保守的コレッジとは大違い!コレッジの気風って、あちこち違っておもしろいですね。昨日のディナーではフェローはひとりもいませんでしたが、どこのコレッジでも行われる食前のラテン語のお祈りすらなく、その代わりに4人の男女がアカペラで歌ってくれました☆さすが、聖歌隊で有名なキングス・コレッジですね。

c0105386_5423724.jpg前菜はオーガニック・サーモンの"sashimi"。お刺身と言うよりカルパッチョでしたが、控えめなお味付けで、お魚もフレッシュだし、とてもおいしかったです。前菜が下げられた後、またもや4人の歌手が現れて、「消化を助けるために(笑)」3曲、続けて歌ってくれました。とても上手で楽しめましたが、それも全く堅苦しくなく、最後はビートルズ!!かなり大きなホールで、ゲストも200人くらいはいたようですから、準備をする間の楽しみということなのでしょうね。そして昨日写真を載せたリブ・アイ・ステーキがメインに続きます。ただゆでただけというお野菜がつくのが英国流ですが、このコレッジはさすがに、付け合わせのニンジンもビートもを趣向を凝らしてあるし、ジャガイモもホースラディッシュを重ねて焼いてあります。おいしかったです♪さすが、キングス☆☆

デザートだけが、あの「ナルニア」でも出てきたターキッシュ・ディライト(お砂糖を凶悪にも大量にまぶした、殺人的に甘いゼリーみたいなの)を練り込んだアイスクリームで、私にはちょっと甘すぎました(メインまではモードリンを抜くかな?と友達と話していたのに・・ああ、惜しいですね 笑)。そしてチーズはなくて、そのままコーヒー。なかなかおいしくて楽しいディナーでしたが、やっぱりちょっとカジュアルすぎるところもあります。後ろのテーブルに座っていた一団は、ワインをひとり一本の勢いで開けた上、コレッジのバーからビールを買って持ち込んで騒いでいましたし、その隣のテーブルでは、何と灰皿もないのに、タバコを吸い始めていました。一緒に行った友達が、「味は良かったけど、フォーマルというよりパブみたい」と言っていましたが(笑)、確かにコレッジによって雰囲気は全く違うものだなぁと改めて感じさせられました。けれども肖像画がたくさん飾られた、壮麗なホールでいただくおいしいディナーは、とても楽しめました。
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by ellisbell | 2007-03-09 05:43 | Cambridge life


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