Under the English Sky


英国、ケンブリッジでの生活で感じたことを書いていこうと思います。
by ellisbell
カテゴリ
以前の記事
お気に入りブログ
link

2007年 02月 14日 ( 1 )

snowdrop

c0105386_537950.jpg

今日もケンブリッジは小春日和。

日本でも、雪のないまま春一番が吹きそうだというお話を聞きましたが、こちらも先週の寒さは一段落、いいお天気になりました。家にいるのももったいないような陽光に誘われて、お買い物がてらグランチェスターの方まで足を伸ばしてきました。きっとそろそろいろんなお花が咲いているだろうと思ってのこと。うちからグランチェスターの方へは、緑の多い道を抜けていきます。Fen Causewayと呼ばれる道の両側は広々とした芝生が広がり、静かな住宅街を抜けると、そこからはパブリック・フット・パス。お散歩が大好きな英国のお国柄で、少し田舎の方に行くと、広々とした緑の中に歩行者と自転車専用の道が設けられているのです。車の入らない小道をゆっくり歩いていると、周りの自然や野原の生き物に、心も癒されるような気がします。日本にいるときはそんなにお散歩もしなかったのに、こちらに来てから自然の中を歩くことが好きになりました。そしてその中を歩ける自然がたくさん残っているのも素晴らしいことだと思います。

c0105386_539377.jpg先日プラハから帰ってきた飛行機の中から見た英国は、本当に広々とした緑の国でした。日本のように山がありませんから、日本より小さい国なのに緑がたくさん残っているように思えるのですよね。(もちろん意図的に保護していることもあるのですけれど。)大都市は別として、小さな村が点在するだけで、本当に広々とした緑が多い国だと思います。日本に帰ると、このゆったり広がる美しい緑の草原が恋しくなりそうです。グランチェスター・メドウを横切っていくと、夏には牛たちが草をはんでいたキングス・コレッジのメドウは水浸しになっていました。ケム川もいつもより水かさが高く、茶色く水が濁っているところもあります。先月から英国では雨が降り続いて(といっても、日本のような集中豪雨なんて全然ないのですが!本当にここは災害の少ない国です)、国土のあちこちで洪水が起きているとは聞いていましたが、どうやらケム川の氾濫も収まりきっていないようです。護岸工事されていない川が氾濫しても、しばらく待てばお水が引くから大丈夫、と言ってのけるこの国では、大したことがないのですね。(何と言っても、先日のような雪で学校が休校になるそうですから!わずか1,2センチの雪なのに!)それでもメドウから見るケム川はきらきら光って、本当に美しい眺めでした。

c0105386_539382.jpg探していたのは、スノウドロップ。1月末から2月の頭に咲く、一番に春を告げる花です。大好きなT.S.Eliotの詩を思い浮かべながら歩いていましたが、今年はそれほど寒くないので、「死に絶えた大地」というほどでもないのでしょうか。探しているのはリラの花ではないのですけれど!("April is the cruelest month, breeding/ Lilacs out of the dead land, mixing/ Memory and desire, stirring/ Dull roots with spring rain.")大きな木の根本を探しながらしばらく歩きましたがなかなか見つからず、諦めかけたその時、ついに見つけました。10センチほどの茎に、慎ましやかに下を向いて咲く、愛らしい純白の花。これから、クロッカスや水仙が咲き始め、英国は春に向かうのですね。寒さに身を寄せ合うように、集まって咲くことが多い花だそうですが、2,30株は植えられていたでしょうか。まるで羽のような可愛らしい姿の花にすっかり満足して帰ってきました。
[PR]
by ellisbell | 2007-02-14 05:40 | Cambridge life


ライフログ
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧