Under the English Sky


英国、ケンブリッジでの生活で感じたことを書いていこうと思います。
by ellisbell
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2006年 11月 27日 ( 1 )

Advent

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今日も午後からスッキリ晴れた日曜日。

一日家でのんびりしていましたが、3時頃にきれいな夕焼けが見えると、せっかくだから夕方の礼拝に行こうと思い出しました。知り合いの先生から、今日はKing'sでとても素晴らしいProcession for Adventがあるよ、と聞いていたのです。先週にはクリスマスイルミネーションの点灯式がありましたが、いよいよヨーロッパは本格的に、一大行事であるクリスマスに向かいます。Adventとは、プロテスタントでは「降臨節」と呼ばれる日ですが、カトリックが「待降節」と訳している方がわかりやすいような気がします。「クリスマスまで日曜を4回確保した上で、もっとも11月30日に近い日曜日」が「降臨節第一主日」と呼ばれ、この日から徐々にクリスマスに向けたいろいろな行事が始まっていく日です。だから、「降誕節」(クリスマス)を待つための区切りというような行事でしょうか。Processionというのは、徐々にいろんな行事が「行列」のように行われていくということかなと思っていましたが、今、念のために辞書を引いてみたところ、キリスト教用語で「行列で進みながら唱える祈り」と書かれていました!(なるほど〜☆勉強になりました。)つまりは夕方のミサ、いつものEvensongの特別版です。

4時過ぎには真っ暗になっていますが、それほど寒くなかったので、チャペルの外の行列に加わるために愛用のダウンコートと母からの愛情小包(笑)のカイロを持って、5時頃に出かけます。列はできていましたが、思ったより短く、6時のミサに無事参加できました。オルガンの音が響いていよいよミサが開始。ミサですからちゃんと立ったり座ったり唱和したりと参加しなくてはならないのですが、教会側がちゃんとそのための冊子を椅子の上に準備してくれています。まずは身廊の部分に並んだ聖歌隊が賛美歌を歌いながら順に進んでいき、あちこちで立ち止まりながらミサが進んでいきます。前室に入ってしまってからは私の場所からはどう移動しているのか見えませんが、揺らめくロウソクと遠くなったり近くなったりする歌声で彼らが移動しながら説教や賛美歌を繰り返しているのが分かります。今日の説教は受胎告知を含めてイエスが誕生するまでの物語を順に追っているような感じでした。オルガンと聖歌隊の歌声が響き渡るのを聴いているのは、本当に素晴らしいです。さらに今回のはミサですから、賛美歌や主の祈りなどは全員が唱和します(私はクリスチャンではないので唱和しませんけれど)。自分が大きなうねりの一部になるという感覚が、もっとも原始的で、そして感動的な宗教体験なのだろうなぁと思います。冬の英国ならではの楽しみ。外はもう真っ暗ですが、天井の間接照明はあるものの、ロウソクの光の中で、15世紀に建てられた建物でのミサ。今、暖かい部屋で、スパイスの効いたクリスマス・ティーを飲みながら思い出しても素敵な経験でした♪

写真は秋のケム川。キングスのバックから見るクレア橋です↑。この辺りは風が強いので、もう木が丸ぼうずになっちゃってかわいそうですけれど・・
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by ellisbell | 2006-11-27 06:16 | culture


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