Under the English Sky


英国、ケンブリッジでの生活で感じたことを書いていこうと思います。
by ellisbell
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古典と伝統

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今日もいいお天気で、春らしい日差しにあふれていました。

先日、ニュースを聞いていたら、World Book Dayにちなんで、「英国人がこれなしでは生きていけないと思う本」(笑)のアンケート結果が発表されていました☆第1位はジェイン・オースティンの「高慢と偏見」。最近、映画化されたばかりだし、キーラ・ナイトレイ主演のこの映画も大ヒットしたからということもあるのでしょうけれど、もっとも英国らしいなぁと思う小説がトップに来たことが何となくとってもうれしいですね。オースティンの予定調和的な、そして素晴らしく英国らしい、美しい田園世界には時代を超えた魅力があるのですね。しかも、オースティンの人気は群を抜いていて、18歳以下というカテゴリーでハリポタに負けたものの、それ以外のグループですべてトップに入ったそうです!優雅でコミカルでウィットの効いたオースティン。もうすぐオースティン自身を主人公にした映画も公開されます。もう200年も前の作家なのに、彼女の魅力は今が旬なのですね!

第2位はトールキンの「指輪物語」。こちらもアカデミー賞を取ったあの映画がかなり知名度を上げるのに貢献しているのでしょうね。そして第3位に入ったのがシャーロット・ブロンテの「ジェイン・エア」。去年はウエストエンドで舞台もありましたし、秋にBBCがドラマ化もしましたから、こちらも知名度、人気ともにずいぶん高いようです☆カビの生えそうな(と言うと蹴飛ばされそうですが)大昔の遺品だけでなく、4位に食い込んだのは「ハリー・ポッター」シリーズ。(映画で主演したダニエル・ラドクリフさんは、今、ウェストエンドで「エクウス」という問題劇に取り組んでいて、オールヌードとその演技力が話題を呼んでいますね!)5位には異色のハーパー・リーの「アラバマ物語」が入っていました。(英国の作家ばかりではないのですね!なかなかおもしろい選択・・見たことはありませんが、社会派アラン・パクラの映画が有名ですが、やっぱり視覚メディアがここにも貢献しているのでしょうか?)6位にようやく聖書が入っていました。

活字離れとは言いますが、ケンブリッジという街の特殊性を別にしても、英国では本を読んでいる人をよく見かけます。電車の中や芝生の上で、みんなしゃべっているか、本を読んでいるかの人が多く、日本のように携帯で遊んでいる人はほとんど見かけたことがありません。この調査結果はbook loversを対象にしているそうですから、必ずしも国民的とは言えないかも知れませんが、これだけいわゆる「古典」が入っていることに軽い驚きとうれしさを覚えます。「ダ・ヴィンチ・コード」じゃなくてオースティンだものねえ・・・同時に、日本で同じように愛されている作家って誰かしら?と思いました。村上春樹?紫式部?三島由紀夫?

伝統と言えば、英国ではもうすぐMother's Day。英国の母の日はイースター・サンデーの二週間前ですから、街中にはイースター関連用品と一緒に、母の日のカードやお花があふれかえっています。日本ではアメリカと同じ5月なのよ、というと、友達からはおもしろいね、とのお返事。父の日は英国も日本と同じ6月の第三日曜日なのに、母の日が違うというのは興味深いですね。(オーストラリアでは、母の日は日本と同じなのに、父の日は9月だそうです。世界中で、同じような日があるのに、その日が全く違うのはおもしろいですね。)復活祭をお祝いするヨーロッパでは、春と一緒にいろんな行事がやってくるのですね。
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by ellisbell | 2007-03-07 05:06 | society
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