Under the English Sky


英国、ケンブリッジでの生活で感じたことを書いていこうと思います。
by ellisbell
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
カテゴリ
以前の記事
お気に入りブログ
link

Peterhouse College

c0105386_7414130.jpg

ピーターハウス・コレッジに行ってきました。

今日はお天気が悪く寒い一日でしたが、夕方には星も見えるほどにお天気も回復。さすが英国のお天気は気まぐれです。今日行ったフォーマルもコレッジのexchange formal企画の一環なのですが、予約もすぐに埋まってしまったようで、なかなか人気のあるコレッジのようです。何と言っても、ここはケンブリッジ大学発祥の地。1284年にイーリー大聖堂の司教が建てたコレッジで、オックスフォード大学に不満を覚えた学生たちがこちらに移ってケンブリッジという大学ができたというのが定説です。学部をオックスフォードで過ごした友達は、向こうの方が雰囲気がフレンドリーだと言っていましたが、その意見に実はちょっとびっくり。ケンブリッジはより、学生が勉強や研究に没頭しているイメージだそうです。私が昔、観光で訪れたオックスフォードは、明るく緑にあふれたケンブリッジとは対照的に、重厚な石造りの建物が建ち並ぶ、重々しい、歴史と伝統ある雰囲気の場所だったように記憶しています(やっぱりケンブリッジにちょっとひいき目??笑 どちらも素晴らしい街なのですけれど!)。Oxbridgeの対抗意識というのはよく話題になりますが、確かにここでは、オックスフォード大学を指して(名前を呼ぶかわりに)、"the other place"(もう一つの場所)と言うのですよね。もっともこれはふざけて呼ぶ場合の呼称で、実際にはたくさん共同研究や交流がありますので、そんなに敵対意識があるようには感じられません。さて、ピーターハウスは、伝統あるケンブリッジの中でももっとも古いコレッジですから、どんなフォーマルかしら、と期待して行ってきました。

ピーターハウスの入り口は、さすがに8世紀に渡って学生が通ってきただけのことがあって、敷石がすっかりすり減ってしまっています。今日のように雨が降っていると、その深いくぼみに雨水がたまっているのも、「おお、さすが」と思ってしまうのは伝統のすごさですよね(笑)。コレッジに入り、食事の前にシェリーなどを楽しむのは同じですが、ずいぶん一つ一つのお部屋が小さい印象を受けます。ドアも、とっても小さいのです。その辺りもいかにも中世♪という感じですよね。ホールに移る時には、ひとりひとりにチケットが手渡され、それがホールの入り口で回収されています。こういうの、今まで行ったコレッジにはなかったので、これまた伝統かしら??と期待します。天井が高く、こぢんまりとしたホールには、キャンドルがともされ、窓ガラスは一面のステンドグラス(夜なので何も見えないのが残念!)。ハイテーブルにはフェローの姿はひとりもなく、ゲストも全員で40人ほどの小さなディナーでした。ところが、並べてある食器がとってもみすぼらしいのです!お食事も少し期待はずれ・・・(笑 というと、ピーターハウスにかわいそうですね!)前菜にカマンベールのフライ、メインはポーク・ピカタのトマトソース、そしてブルーベリーパイでした。

オックスフォードとケンブリッジのコレッジ群は、その発表された財政状況によって、ランキングがついているそうです(コレッジは私立の施設ですから!)。そして所属コレッジが裕福かどうかによって、学生に対する補助が全然違うらしく、学生生活が大きく変わってくるというのはよく聞く話です。(もっとも貧乏なコレッジも、二番目に貧乏なコレッジも、ケンブリッジです(笑)。かわいそうに、二番目に貧乏なコレッジは、去年までポーター(門番)さんも雇えなかったそうです!今年からPorter's Lodge(コレッジの受付のような門衛所)ができたから、きっと財政状況が改善したんだね、というのが今日の友達との話題でした。)その影響は様々なところに及んでいて、例えばフォーマルホールの代金も、お金持ちのコレッジの方が補助がたくさん出るから安いのだと聞いたことがあります(真偽のほどは分かりません。学生の無責任な、でも割と言い得た噂です)。今日のフォーマルは、フォーマル史上一番安かったので、ピーターハウスはお金持ちなのかな、とは思っていました(しかも、○ポンド○○ペンス、という端数まであったのは初めての経験!!)。ところが、どうもそうではなさそう・・・お味は悪くないのですが、お食事も、食器やその他も、とっても質素なコレッジだという印象を受けました。うーん、ケンブリッジの謎は深まるばかりです。もうすぐ帰るのに・・・orz。

でも、天井の高いホールにはたくさんの古めかしい肖像画が飾られ、歴史の重みを感じさせてくれました。そして、伝統あるコレッジでの雰囲気を十分に楽しんだ夜でした☆次のフォーマルは、いよいよ待望のあのコレッジです!!!
[PR]
by ellisbell | 2007-02-28 07:37 | Cambridge life
<< SNS 語源とイメージ >>


ライフログ
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧