Under the English Sky


英国、ケンブリッジでの生活で感じたことを書いていこうと思います。
by ellisbell
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ロンドン(シティ)

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今日は、Shrove Tuesday(告解火曜日)。

英国ではPancake dayとして知られている日。謝肉祭(カーニヴァル)の終わる日です。日本ではあまり復活祭(イースター)が知られていないので、それにまつわる行事もほとんど話題に上ることがありませんよね。けれども復活祭は、キリスト教文化を持つ国ではクリスマスと並ぶ大きな行事です。十字架に架けられたキリストが、3日目によみがえったことを祝う日ですが、移動祝日なので、年によって違います。イースターは「春分の日を過ぎた最初の満月の次の日曜日」と規定されていて、今年は4月8日。そして、このイースターを起点に様々な行事が組まれていきます。復活祭を祝う前には、荒野で断食修行したキリストにならって、四旬節(レント)と呼ばれる40日間の節制を行います。その厳しい節制の前に、お肉などを食べて羽目を外すのが謝肉祭(カーニヴァル)。カトリックでしっかり守られている行事ですが(だからカトリック国のカーニヴァルは有名なのですよね!)、英国国教会もそれに準じてこの習慣を守っています。(だから古いケンブリッジ大学では、今期をLent Termと呼ぶのです。)

つまり、イースターから逆算して、明日から四旬節が始まります。贅沢を慎むためにお肉だけでなく、昔は、牛乳や卵のような贅沢品も控えたそうですから、おいしいものを食べてもいい最後の日。つまり今日は、余った卵や牛乳を使ってパンケーキを作って食べる日。だからPancake dayなのです。(伝統的にみんな、家庭でもちゃんとパンケーキを作って食べているようですね!)コレッジでもパンケーキを作って、みんなに振る舞います、とのメールが回ってきていました。明日から、レントです。

c0105386_7215422.jpg今日は、用事があってロンドンに出ていました。それもロンドン発祥の地と言われるシティ。NYのウォール街と並ぶ、金融、経済の中心地です。地下鉄バンク駅から外に出ると、忙しそうなスーツ姿のビジネスマンが闊歩する地域。この辺りを歩いているエリートたちは本当に忙しそうで、お昼どきでも座ってごはんを食べる時間がないようです。サンドウィッチバーなどもほとんどテイク・アウェイ専門店で、みんなサンドウィッチをかじりながらどんどん早足で歩いていきます。シティはロンドンの中でも特別な地位をずっと保ってきた地域ですから、いろいろと歴史ある建物などを見ることができます。その中でも、あれ、こんなところにあるのね、と思ったのがSt Mary-le-Bow Church↑。聖メアリー・ル・ボウ教会はロンドンの下町の象徴で、マザーグースにも登場しているのですが、実物は初めて見ました。ロンドンといえばコックニー(ロンドンの下町訛り)。コックニーというのは、ロンドンのイーストエンドに住む人たちのしゃべる言葉ですが、正式にはBow bells(St Mary-le-Bowの鐘の音)が聞こえるところで生まれた人たちが生粋のコックニーとされているのです。歴史ある教会ですね。

c0105386_7211920.jpgそして、英国金融の象徴、Bank of Englandとその隣にある旧王立取引所がある場所です。トップに載せた写真、王立取引所の後ろに、新たなロンドン名物がそびえているのが見えるでしょうか。これはGherkin(ガーキン--きゅうり!)と呼ばれるビルで、21世紀に入ってからできた、何かの賞をもらった建物だったと思います。変わった形の建物ですからよく目立つし、ロンドンで高いところに上ると必ず見える新名物。(ロンドンを案内すると、必ず全員に「あれ何?」と聞かれるものです!!)でも、こうして古いものと新しいものがみごとに調和しているのが魅力的ですよね、ロンドンという街は。ガーキンに近づいて見たかったのですが(テナントがなかなか入らず、売却されるとか聞きましたがどうなったのかしら)、時間がなくて残念。今度は一度そばによって見上げてみたいなぁと思いつつ離れた、雨のロンドンでした。
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by ellisbell | 2007-02-21 07:23 | society
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