Under the English Sky


英国、ケンブリッジでの生活で感じたことを書いていこうと思います。
by ellisbell
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家庭問題

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今日も曇り空ながら、過ごしやすいお天気のケンブリッジ。

最近おもしろかったニュースは、マイホームを所有する英国女性が掃除機をかける時間--一生に換算すると、5ヶ月分!なんと、一生のうちに、イギリスからニューヨークまで行けちゃう距離を、掃除機をかけながら歩いているそうです!!家事も結構な運動ですよね。なぜ思い出したかと言うと、電気ケトルのお掃除をしたからなのです。お水の硬度が高い英国では、浄水器を使ったり、毎日気をつけていても、すぐにお水まわりにlime scale(石灰)がこびりついてしまいます。有害なものではないとは言っても気になるので、時々お掃除をします。とは言っても、化学薬品は好きではないので、使うのはお酢。モルト・ヴィネガーをたっぷり流し込むと「しゅ〜〜」という音がして、白い部分がはがれてくるのが嬉しい♪いひひ。楽しかったです。

さて、今日のトップニュースは、英国の家庭問題でした。ユニセフの行った調査によると、英国は先進国の中でもっとも子供の福祉事情が悪い国だそうです。(ちなみにワースト2はアメリカ!)子供の非行が大きな問題になっているというニュースは別のところでも目にしましたが、今回の調査では片親家庭の比率がヨーロッパでもっとも高いということが証明されました。医療面のみならず、情操教育でも他の先進諸国に遅れを取っていて、低年齢での麻薬、飲酒、妊娠などの問題が、軒並みワースト1なのです。英国は社会福祉の素晴らしく充実した国で、例えば医療費は6ヶ月以上滞在する人は誰でも無料だし(私も無料です!)、シングルマザーに対してなされる援助はとても大きいので、テレビのインタヴューでも「働くより子供をもうひとり産む方が経済的に裕福になるからいい」という女性が紹介されるほどです。社会福祉が充実しているのはいいことですが、それが家庭の崩壊を助長しているのは皮肉ですよね。(個人的に、いろんな事情のある家庭をひとまとめにして差別しているつもりは全くありません!言うまでもないことですが。子供に愛情をかけない家庭が問題だと思うだけです。)

c0105386_66510.jpgユニセフによると、家族そろってごはんを食べることのない家、血縁関係のない兄弟姉妹や親子ばかりの家に育った子供は、早くから家を出て低所得の職に就き、悪循環が起こっているのだとか。今日その話をしていた英国人のCは、先日のBBのインド人差別の問題も結局、教育の欠如に端を発していると憤ります。その悪循環の低所得者層から抜け出すためにセレブを目指す女性たちがBBのような番組に出て一気に有名人になり、あのような発言をしたのであって、問題は彼女だけではなく社会全体にあるのに、彼女たちだけをスケープゴートにしても問題は全く解決しないと言う彼女の論は、全く正しいと思います。日本でも様々な問題が社会で起こっている昨今、対岸の火事ではないなぁと思いながら、この話題を考えていました。

今日はヴァレンタインデイ。日本ではモロゾフの策略(笑)で、女性から男性へチョコレートを贈る日になっていますが、こちらは単に恋人たちの日。レストランはずいぶん前からヴァレンタイン・ディナーの予約を受け付けていました。男女ともに恋人や家族にプレゼントを贈る日ですから、チョコレート屋さんにもたくさん人はいました。あちこちで美しい花束も売られていました。私のお部屋でも、もう少しで、もう一つのアマリリスが咲きそうです♪
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by ellisbell | 2007-02-15 06:06 | society
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