Under the English Sky


英国、ケンブリッジでの生活で感じたことを書いていこうと思います。
by ellisbell
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つれづれ

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クリスマス前にプレゼントでもらった、アマリリスのお花が咲きました♪

英語では、植物を育てるのが上手な人を「green fingers(green thumb)を持っている」といいますが、私はとても植物と相性が悪いのです。orz 観葉植物ですら枯れてしまうのが常だったのですが、ガーデニングの本場に来てから、少し植物と仲良くなったのかしら。今、お部屋には多肉系のピンク色のお花(名前は知りません)とアマリリスが咲いていて、もう一つ別の鉢に入ったアマリリスも順調に育っています☆(しかしこうアマリリスばっかりくれるSもねぇ・・彼はきっとアマリリスが好きなのでしょう。)そういえばクリスマス前には、アマリリスがとてもたくさん売られていました。イギリス人の好きなお花なのかも知れません。

プラハ旅行記はまだ続きを書きたいのですけれど、なんだか今日は少し旅行記とは違う気分。先日プラハのカフェで80年代の音楽が流れていて、そこで聞いたBlackの"Wonderful Life"がずっと頭を離れないからかも知れません。(「素晴らしい人生」というタイトルが、皮肉なまでに切ない曲だと思います・・Blackはリバプール出身のアーティストだそうです。聞きたい方はこちら http://www.youtube.com/watch?v=iyfu_mU-dmo)あるいは昨日、友達と、Kazuo Ishiguroの"Never Let Me Go"について話をしていて、人間とは何かという恐ろしいまでの根本的な問いと、存在の圧倒的な孤独と、小説の基調に流れる人生への諦観について、いろいろ考えを巡らせていたからかもしれません。(どちらにしても、この静かな諦観もイギリス文化の基調を、大きな流れでないとしても、流れているのでしょうか。あるいは、Ishiguroは、完全な英国人としてのアイデンティティを持たないがゆえに、日本的な諦念をも帯びているのでしょうか。おもしろい問題ですね。)

今日は午後からお友達3人が、お茶をしに来てくれました。残念なことに、袱紗も何も持ってきていないので、単に点てたお茶を味わってもらっただけだったのですが、とても楽しい時間でした。そしてお茶のいただき方を説明しつつ、今、このときは一生に一度しかないのだから、この一瞬を慈しみ、大切にしなくてはならないという「一期一会」のお話をしていました。お茶の心の一番の基本ですよね。ちゃんとしたお茶会は用意できず、本当にお抹茶だけ味わってもらった略式の集まりでしたが、その考えをどの国の友達も尊重してくれることがとても素晴らしい午後でした。最近、こちらの友達と、いつ帰るのか(次はいつ来るのか、と聞いてくれるのが嬉しいですね!)という話をするのですが、私の英国滞在も後2ヶ月。What a wonderful life!と心から言いたい時間です。英国に来る前は、何か形あるものを成し遂げることが留学の最大目的であるようにずっと考えていましたが、サン=テグジュペリの言ったことが、やっぱり正しかったのかも知れません。"On ne voit bien qu'avec le coeur. L'essentiel est invisible pour les yeux."(心でしか見えないんだ。本当に大事なものは、目には見えないんだよ。)←綴りにイマイチ自信なしですorz 覚えたの、ずいぶん昔だからなぁ・・・

訳もなく(笑)ちょっぴりしんみりした、母の誕生日でした。

写真は、プラハへ発つ時のスタンステッド空港の夕焼け。きれいな夕焼け空に、飛行機が飛び立って行きます。
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by ellisbell | 2007-02-11 05:46 | miscellaneous
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