Under the English Sky


英国、ケンブリッジでの生活で感じたことを書いていこうと思います。
by ellisbell
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30
カテゴリ
以前の記事
お気に入りブログ
link

sweet tooth

c0105386_5554375.jpg

英国料理はまずいというのが定評です。

個人的には、英国料理はまずいというより、味がないのだと思います。グレイヴィなど、ソースもお味が薄いので、かなりたっぷりかけて、さらに何か足すというのが一般的。例えばローストビーフにはグレイヴィをたっぷりかけて、ホースラディッシュをつけていただくという具合。付け合わせも、だいたいは塩味もつけずにゆでただけのお野菜ですから、ますます味がないという印象を強めてしまいます。私が今までで経験した、食べられなかったお料理は2回だけでした(幸いなことに、今回はまだ当たっていません♪)。1回は忘れましたが、2回目はベジ・グラタン。昔エディンバラで食べた味のないホワイトソースはかなりひどいお料理でした。最近ではモダン・イングリッシュなどと言われて、たくさんのセレブシェフがいるし、テレビでもお料理番組をひっきりなしにやっています。

お料理はともかく、素朴なイギリスのお菓子は、私にはおいしく思えます。スコーンは言うまでもなく、ぶつぶつ空いた穴にバターとはちみつがしみこむクランペット、ふっくらとふくらんだヴィクトリアン・ケーキ、酸味の強いりんごで作る焼きっぱなしのアップル・クランブル、甘さがミルクティとよく合うスティッキー・トフィー・プディング、そしてフルーツたっぷりのトライフル(なんだか食べたくなってきましたねぇ)。私が一番好きなのは、英国人家庭でごちそうになったパヴァロヴァ↑。これはもともとはオーストラリアのお菓子だそうですが、メレンゲの上に生クリームを乗せて、フルーツを飾るだけのお菓子です。こちらでは、いわゆる生クリーム(クレーム・シャンティイ)を使うお菓子が少ないので、特に新鮮に感じたのかも知れません。スーパーなどでもたくさんこの土台だけが売られているので、とてもポピュラーなお菓子なのでしょうね。もともとクリームなど乳製品はとてもおいしい国なのですから!(でも、牛乳を入れて温めるとできるカスタードとか、瓶詰めのレモンカードとか、手抜きなものの多い国です!)

お菓子といえば、ジェイミー・オリバーの給食改革の話は前に出したことがありますが、確かに給食は彼の尽力で最近では改善されているそうです(国家が子供の食生活に無神経ではいけませんよね!)。それで意識が高まったためか、お弁当派も増えているとか。しかし、そのお弁当の中身がサンドイッチとポテトチップスやチョコレートバーなのだそう。それではジェイミーの努力の意味がないから、ただでさえ口の悪い彼がさんざんののしるのは分からなくもないですが・・ポテトチップスやチョコバーばかりお弁当に持ってくる子供たちは、一日に必要な野菜量の4分の1くらいしか取れていないのだとか。この国のお料理がまずいのは、ピューリタン革命以降、グルメなどというのは単なる贅沢だという意識があるからだという説もあるそうですが、やっぱり食べ物は基本なのだから、もうちょっと食事に気を遣って、伝統的なお料理やお菓子も大事にするべきだと思いますよね。お野菜の名前をほとんど知らない子供たちを見ると驚いてしまいます。
[PR]
by ellisbell | 2007-01-22 05:56 | society
<< Never Let Me Go 社会問題 >>


ライフログ
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧