Under the English Sky


英国、ケンブリッジでの生活で感じたことを書いていこうと思います。
by ellisbell
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Chester

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今日のケンブリッジはお天気も良く、小春日和。学生たちも続々と街に帰ってきて、いつも通りの学生の街が戻ってきました。

さて、年末のウェールズ旅行。北部ウェールズへの拠点となるのは、北部イングランド、チェスターの街です。ウェールズへ向かう電車の乗り換え駅なのですが、単に通過するだけではもったいない。この街はイングランドでもっとも中世の面影が残る街として有名なのです。その歴史はローマ時代までさかのぼることができ、アルフレッド大王の娘がヴァイキングを撃退したという物語が残る、古い街です。旧市街を城壁がぐるっと取り囲み、街の中にはチューダー様式の古色歴然たるおうちが建ち並びます。せっかくですから、ディー川の流れるこの美しい街にもう一泊することになりました。

ヨーロッパではどこでもそうですが、街ができた後に鉄道が敷かれたので、鉄道駅というのはだいたい街はずれにあります。この街も、駅から旧市街まで徒歩20分くらい(ケンブリッジもそれくらいです)。城壁がみごとに残っている様子は、北部イングランドの中心都市ヨークを彷彿とさせます。まずは予約してあるB&Bに荷物を置きに行きましたが、今回のB&Bはディー川を臨む城壁の上にあるゲストハウス。古い英国の家はどこでもそうですが、床が傾いているのも、歴史を感じさせます(笑 地震のある国日本では考えられませんが、こちらは19世紀のおうちでも新しいと考えられています!)。荷物を置いて外に出たら、ディー川沿いから美しい夕焼けが見えていました。4時前には暗くなってしまう12月の英国、この日はあちこち回ることはできませんから、街をぶらぶら歩いて、歴史あるパブでごはんを食べて帰ってきました。そういえばウェールズで、「これからどこに行くの?」とよく聞かれ、「チェスター」というたびに、「ああ、お買い物だね、女の子は買い物が好きだから」という反応が返ってきていました。(ちなみに英国ではクリスマスの次の日、ボクシング・デイからいっせいにセールが始まります!)街に着いて納得。そんなに大きな街ではないのですが、ウェールズの田舎と比べると、たくさんのお店が集まるショッピングモールがたくさんある街だったのです。ウェールズから、お買い物に来る人もたくさんいるのでしょうね。考えてみると、この街は昔から商業都市として栄えていたのだから、それも当然でしょうか。

チェスターといえば、有名なのはロウズ(The Rows)と呼ばれる木組みの美しい商店街↑。上階部分がつながり、お天気の悪い北部イングランドでもお買い物がしやすい構造になっています。チェスターは、チューダー様式の、この白壁に黒い木組みのおうちが有名な場所なのです。素敵なティールームなどもあり、有名なチェシャー・チーズを売るお店もありました。そう、ここはチェシャー州。ルイス・キャロルの生誕地も近いのです(非常に残念ながら、車でないと行けないようなところなので、今回は涙をのんで断念!悔しい!!)。「アリス」に出てくるCheshire cat(チェシャー猫)は、チェシャー州名産の大きな猫型チーズを、後ろからかじっていった姿だと言われていますが(だから、"grin without a cat"「猫のいないにやにや笑い」というものを彼が発明したという説があるくらい!)彼(?)のふるさとです。みごとな大聖堂も持つ、かつての繁栄を思わせる街。風が強くて寒かったけれど、城壁を歩きながら、歴史を感じた街でした。

これで西部への旅は終わり。旅をするたびに英国がさまざまな顔を持っていることに驚かされます。またどこかに行きたくなるような旅でした。
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by ellisbell | 2007-01-08 06:10 | trip
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