Under the English Sky


英国、ケンブリッジでの生活で感じたことを書いていこうと思います。
by ellisbell
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キャンドルライト

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昨日、今日は素晴らしいお天気でした。

晴れたおかげで冷え込みましたが、これでこそ冬ですね。今日は例の「給食当番」だったのですが、無事終わりました♪お買い物をしにお昼頃にcity centreに行くと、クリスマス前最後の週末とあって、たくさんの人がお買い物をしていました。クリスマスにはここにいない私は、もうすでにいただいたプレゼントを開けてしまって、くださった人たちにthank youメッセージを送ってしまったのですが、英国人からは「英国ではクリスマスの朝に開けるんだけど、日本では違うんだね」と言われてしまいました(笑)。だってうちにはクリスマスツリーもないんだもの・・

c0105386_8261235.jpg今晩は、ケンブリッジ大学の公式の教会である、Great St Mary'sのやっている礼拝に行ってきました。クリスマス前のキャロル・サービスなのですが、キャンドルサービスだと言うので、楽しみにしていました。6時前に教会に入ると、もうすでにたくさんの人たちが来ていて、後にも続々と人が続きます。それほど大きな教会ではないのですが、家族連れなどでいっぱいになりました。オルガンが鳴り響く中、司祭さんが現れてろうそくの火には気をつけるようにとの注意があり、全員に手渡されたろうそくに火がつけられます。電気が消え、暖かみのあるろうそくの炎がぼんやりと空間を照らし出すのはとても趣があります。オルガンが鳴って、全員で歌うキャロルとともに聖歌隊、そして聖職者たちが入場します。キャロル・サービスですから、キャロルを歌っては座って聖書の朗読を聞き、anthem(聖歌)を聴くという繰り返し。クリスマスらしく、朗読も受胎告知やイエス誕生の部分が主に読み上げられるし、キャロルも有名なものが多くて、親しみやすい感じでした。

ろうそくの光の中、全体の歌声に没入していると、本当に自分が大きなうねりの一部であることが感じられ、宗教的な原体験というのはたぶんこのようなものなのだろうなぁと思います。実際に子供連れの家族もたくさんいて、大きな声でキャロルを歌う子供たちを見ていると、とてもほほえましく感じられました。そしてやっぱりクリスマスというのが特別だということがよく分かります--普通の礼拝とは違って、本当に自分たちひとりひとりが、わかりやすい祝歌を歌うことで、クリスマス(というか、本当の意味での降誕祭)を身近に感じられるのです。今晩の最後に、司祭さんが読み上げた聖書の一節は、ヨハネによる福音書でした。"In the beginning was the Word, and the Word was with God, and the Word was God."さまざまな神学者や哲学者たちがいろいろと問題にしてきた難解な一節ですよね。とても有名な、私にとってもなぜか心惹かれる一節なのですが、このような全体的な礼拝の中で聞くと、なんだかとても説得力のある言葉でした。きっと哲学的思考以前に、宗教って心なのでしょうね。そして、自分がその一部であることを信じられたら、その言葉は素直に心に響いてくるのでしょう。宗教としてのキリスト教を単に「お勉強」しているだけで、クリスチャンではない私には、礼拝に参加するといつもこのように感じられます。頭ではなく心で理解するもの。「言葉は、神であった」という、まさに「言葉」が、実際に、とても不思議なことですが、素直に心に響いてきた夜でした。
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by ellisbell | 2006-12-18 08:26 | Cambridge life
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