Under the English Sky


英国、ケンブリッジでの生活で感じたことを書いていこうと思います。
by ellisbell
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curryとお鍋

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毎日曇り空の、どんよりした日が続いています。

最近、ちまたを賑わしている陰惨なニュースは、イプスウィッチの連続殺人事件。例のロシア人スパイのニュースも、最近はすっかり影を潜めてしまいました。イプスウィッチはケンブリッジから電車で1時間半くらいの海に近い街。ここで気の滅入るような、売春婦の連続殺人事件が起こっています。昨日見つかった2遺体を含めて犠牲者は5人・・・そう、1888年のJack-the-Ripperを思い出させる事件です。DNA解析や、犯罪歴との照合などが必死で行われているようですが、今度は迷宮入りにならず、ちゃんと捕まってもらわなくては・・・こういうときにTorchwoodがいればいいのに??(笑)

昨日はこのニュースに続いて、EUの一員である多民族国家英国では、通訳翻訳に莫大な費用がかかっているとのニュースが報じられていました。新しくEUに参加するルーマニアとブルガリアの話は、この夏にとにかくよく話題に上っていましたが、確かに旧東欧の人々が、イスラムの人たちとともに、英語を話さない人口の大部分を占めているようです。警察、裁判所、何より病院などで、英語を話さない人たちを助ける通訳の需要は増すばかりで、かなりの額を必要とするようになっています。アメリカも同じ問題に直面していますよね。こちらでも移民に英語を学ぶ機会をもっと与えようとの話が持ち上がっていますが、宗教的な理由でほとんど外部と接触しない人々は、英国に20年以上住んでいても英語を話さない(そのコミュニティに住んでいますから必要もない)ことも多いらしく、難しい問題ですね。アイデンティティと言葉の問題って大きいです。

それはともかく、留学生が人口の多くを占めているこの街にいて、いろんな文化を知ることができるのはいいことです。先日、インド人Nと盛り上がった食べ物のお話は、「カレー」と「お鍋」。日本人が思っているカレーというのは、実際には英国の発明品なのですよね。カレー粉そのものがイギリスのものですから。ここではインド系のスーパーに行くと、本当に何十種類もカレー粉(みたいなの)が並んでいて困ってしまいますが、パンジャブ語で"curry"というのは、"gravy"の意味だというのは初めて知りました。つまり、インド人に取っては、「カレー」というのは「ソース」と言うのと同じこと。○○マサラというものを使い分けてさまざまな味のカレーを作るそうです。だから、先日Nが作ってくれたカレーは、本当はカレーじゃないんですよね!!お汁がないから。curryはgravyだ、と言った彼に、「へえ〜、日本ではドライカレーって言うのがあるんだよ」と言ったら、「ドライだったらカレーじゃない」と言われてしまいました(笑)。なるほど〜。

そして、こちらからは「お鍋」の話題。お鍋って何?と聞かれて、お鍋というのは調理器具の名前であると同時に、具としては何を入れてもいい、そのお料理の名前も指すと言うことを説明すると、「へぇ〜」と感心してくれました。最終的には、「だからお鍋って、カレーみたいなものなんだよ!」と分かったような分からないような説明をして、彼と別れてきました。いろんな文化、おもしろいですね。
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by ellisbell | 2006-12-14 05:09 | miscellaneous
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