Under the English Sky


英国、ケンブリッジでの生活で感じたことを書いていこうと思います。
by ellisbell
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新聞

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最近、ますます日が短くなってきました。

朝は8時頃でもまだ薄暗いし、夜は4時頃には暗くなります。これからまだ一ヶ月、毎日毎日5,6分ずつ日が短くなるのですから、夏目漱石が鬱状態になったのもよく分かりますよね。鶏なんかも、朝ゆっくりになるのかしら・・と考えてしまいます。

日本で一番朝早くから活動している方々はやっぱり新聞配達の人たちでしょうか。学生時代、予習で夜明かしして、4時頃に配達された新聞の音を聞くことがよくありました。この国では、新聞配達というのはあまりポピュラーではないようです。少なくとも、私の周りの英国人は、ほとんど新聞を取っていません。日本で新聞離れが進んでいるとは言っても、たいていの家庭は新聞を取っているでしょうし、新聞配達のバイクの音は朝早くに必ず聞こえてきますよね。でも私はこの国で新聞配達人を見たことがありません。新聞というのは(地方を除いては)自分で買うものなのです。街の中あちこちにニュース・エイジェントと呼ばれる新聞屋さんにコンビニを足したようなものがあり、朝夕はロンドンなどではチューブの駅にたくさんストールが出ています。コンビニやスーパー、本屋さんでも必ず新聞は売っているし、よく売れているようです。友達に、どうして新聞を取らないの?と聞いたら、「毎日読む時間がないし、テレビやネットがあるから、日曜だけで十分」とのお返事がかえってきました。(確かに毎日ものすごく充実した内容だし、日曜には特別版の雑誌までついてきます!)

英国の新聞はよく知られているように、高級紙と大衆紙に大別されていて、それぞれ読む階級が違うと言われています。そしてそれぞれの新聞の政治色もとてもはっきりしているのだとか。確かに、夏のテロ事件の際、空港の待ち時間に日本でも有名なSun(大衆紙)とTimes(高級紙)を読み比べてみましたが、同じ記事でも全然違う扱い方だし、使われている英語すら全然違いました。大衆紙はタブロイド紙と言われるように、大きさまでも違うのですから、おもしろいですよね。そして、今、英国新聞業界はものすごい価格競争にさらされているようです。定期購読をしないというのは、市場競争に拍車をかけると言うことでもあるのですね。おもしろくなかったら次の日から違う新聞が読めるのですから。そして、読者を取り込むために、日曜版などには、最近では無料のDVDソフトをつけたり、映画の割引券をつけたり、さまざまな工夫をしています。大衆紙などは信頼できない記事を載せたりすることでも有名ですが、読者が主体的に自分の選ぶ新聞を毎日選択しているという点では、いいことなのかも知れません。

私は完全な夜型なので朝はまったくダメなのですが、英国人は朝に強い人が多いような気がします。先週までフラットのシャワーを交換していたコレッジのメンテナンス・グループは、朝の8時頃から始動。さすがに9時までは向こうからお部屋をノックはしませんが、8時過ぎに部屋から出ると、「もう始めていい?」と聞かれたりしました。そして、郵便配達も早いです。いつも、8時半くらいにはポストマンがやってきます。それでも早いと思うのに、今日、私に小包を届けてくれた彼が来たのは朝7時過ぎ・・・まだ真っ暗だったのに、突然インターフォンが「ブーッッ!!!」と鳴ったので、こちらは飛び上がりました。今日は土曜日ですよ・・・数週間前、不審者がうちのフラットに入り込んだから気をつけるようにとの注意メールが来ていたばかりだったので、私はとてもsuspiciousになっていて(だって、朝の7時!外はまだ真っ暗です!)「どなたですか?何のご用?」と繰り返すと、しばらくしてから「小包!」との声。玄関のロックをはずして、念のために見に行ったら、ちゃんと本物の郵便屋さんが小包を入れておいてくれました。あ〜びっくりした〜☆

写真はケンブリッジの隣の大きな街、イーリーの駅にあるニュース・エイジェントです。
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by ellisbell | 2006-11-26 06:26 | society
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