Under the English Sky


英国、ケンブリッジでの生活で感じたことを書いていこうと思います。
by ellisbell
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punting

c0105386_20364016.jpg今日は久しぶりのいいお天気。ケンブリッジ名物のパンティングに挑戦してきました。

昨日までの寒さでは、もうパントなんかする気になれないと思っていましたが、昨日、「明日は晴れるよ」と言ったRuthの予言通り、今日は朝からいいお天気(たまにはBBCも当たるのね)。昨日、お隣のOmarがパントに誘ってくれていたのですが、お天気が悪かったので今日に変更。朝に出会うと、今日は大丈夫そうだと決行することにしたとの報告。途中曇ったりもしていましたが、クイーンズ・コレッジの前のパント乗り場に到着したときには、半袖でもいいくらいの気温でした。そこで、彼の友達3人と、5人でパントを借ります(パントというのは平底のボートのことです。どうやら学生証を見せると学割が効くらしい)。

c0105386_20374078.jpgケンブリッジとは、街をつらぬいて流れるケム川に架かる橋から来た名前だそうですが、そのケム川の川下りは街の風物詩。暑い時期には、真っ赤になってたくさんの観光客が舟をあやつり、ぶつかり合っていました。実際に乗ってみてびっくり。ボートだから当然ですが、不安定だし、動くたびにぐらぐらします。そして、想像よりも低いというか水面が近い。これは、バランスを崩すとひっくり返りそうです・・グランチェスターまで行くこともできるそうですが、今日はもっともオーソドックスなルート、街の南から川を下っていきます。まずは手慣れたPaulの竿さばきに感心しながら、ゆっくりとクイーンズの数学橋をくぐり、クレア橋に向かっていきます。キングス・コレッジの橋をくぐると、ケンブリッジの中でももっとも美しい、バックスから見たキングスとクレアの風景が広がります。右側に美しいコレッジ群、左側に緑。見慣れた光景ですが、舟の上からだと角度も違うし、すぐそばを一生懸命に泳いでいるカモやカナダガンを見ることもできて、またひと味違った楽しさです。

c0105386_20372365.jpg混雑を抜けたあたりで、変わろうか?ということに。やってごらん、と言われて、大きな竿を渡されます。平底舟をあやつるのは、長さ2mくらいのポール(竿)。日本の筏下りなら竹竿でしょうが、こちらのは木でできた大きな竿で、とにかく長いし重いのです。それを川底にさして、ゆっくりと舟を押していきます。理屈では分かるのですが、ポールがあまりにも重く、さらには水の抵抗もあるので、私がいくら必死でポールを突き刺しても、ほとんど舟はまっすぐ前に進まず、ななめ横に動いて川岸にぶつかるばかり。見かねてOmarが「次はこっちサイド、そうそう、次はこっちに変えて」と指示してくれますが、やっぱり進まず、最後には橋の下に舟が入ったとき、竿が川底に刺さって橋の下に入らず、竿でつっかえてしまいました。I'm stuck!と言うとみんな大笑いで、小さなオールで舟を戻してくれます。そこで疲れて交代。代わってくれた女の子はとっても上手に舟をあやつります。やっぱり慣れなのかしら、それとも欧米人の上背がいるのかしら。いずれにしても、いろんな舟にぶつかられたりしながら、ワインまで出てきて、楽しくため息の橋を越え、モードリン・コレッジが見える辺りまで進みました。そこでUターン。もう一人の女の子は、前にオックスフォードでパントをしたとき、川底に刺さった竿に捕まって落ちそうになったからと交代を固辞し、最後はOmarがゆっくりと舟をあやつって、戻ってきました。

1時間ほどのパンティング。パントはやっぱりケンブリッジ名物らしく、オックスフォードの川下りはちょっとこれとは違うそうですが、100年以上前に、ルイス・キャロルがアリスたちを連れて、アイシス川(テムズ川)を下った黄金の昼下がりは、こんなふうに、同じように、ゆったりとすぎていったのでしょうか。今日のパンティングの仲間に入れてくれた子たちは、みんなもうすぐケンブリッジを去るそうです。最後に、いいお天気になってよかったね。私も、初めてのパンティングで、明日は筋肉痛になりそうです。
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by ellisbell | 2006-08-28 20:35 | Cambridge life
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