Under the English Sky


英国、ケンブリッジでの生活で感じたことを書いていこうと思います。
by ellisbell
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ロンドン観光

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来英中の両親に付き合って、ロンドン観光をしていました。

ロンドンの観光などするのは何年ぶりでしょうか。大学生になったばかりの時、初めて自分で計画した海外旅行先が、ロンドンでした。大英博物館にもナショナルギャラリーにも、バッキンガム宮殿にもロンドン塔にも、ホースガーズにもウエストミンスターにも、欲張ってすべて行った記憶があります。それからホテルでのアフタヌーンティーと、どきどきしながらの初めてのパブ。あちこちでいろんな人に話しかけてもらって、英文学を専攻したばかりの私は、いつか絶対にこの国に住みたいと強く感じたものです。今は実際に住んでいますが、イヤなところもたくさんあるけれどもやっぱり大好きなこの国を、是非両親にも楽しんでもらいたいと思っていました。その両親は今までツアーでまわっていた田舎めぐりは気に入った模様。さて、ロンドンです。歩き回るのがしんどいかしらと思いながらも、地下鉄やバスを使っての観光です。

両親と落ち合う前に、バッキンガム宮殿の内部公開を初めて見てきました。世の中にたくさん宮殿はありますが、実際に今現在使われている、住居としての宮殿を公開するのはかなり珍しいことです。ネットで予約したのに電車がいつものごとく遅れ、だいぶ遅刻してしまいましたが、案外すぐに入れて一安心。音声ガイドを聞きながら、壮麗なstate apartmentを見学します。実際に即位や結婚式の時に使われた椅子、晩餐会で使われる机、園遊会でたどるルートなど、まさにこの時代に使われている宮殿なのだと感じ入りました。そして豪華な内装と美しい装飾品。王家の存続自体を疑問視する声もありますが、その問題を別にして、素晴らしい建物でした。折しも日本では、秋篠宮家に男子誕生。ロイヤルファミリーについてさまざまな意見があるのは東西どこも同じですが、バッキンガム宮殿の内部を見せてくれるあたり(当然財政難だからですが)、英国王室はかなり国民に開かれた王室を心がけているのがよく分かります。

両親と落ち合って、ダブルデッカーに乗ったりハロッズに行ったり、いつもの観光コース。c0105386_8161363.jpgダイアナさんの住居だったケンジントン宮殿でお茶をしましたが、ちょうど8月30日は彼女の10年目のご命日。宮殿の門にたくさんお花や写真がかけられていて、彼女の変わらない人気のほどがうかがえました。そして夜にはインド料理を楽しみました。両親はつくづく味のない英国料理にうんざりしたらしく、味のはっきりしたものが食べたいとのご所望(笑)。日本のカレーとは違うものの、それなりに食べられたようです。次の日は、おきまりの、バッキンガム宮殿での衛兵交代からスタート。かわいらしい衛兵の制服ですが、その前ではblack bearの毛皮(帽子)を使うのをやめさせようという署名活動もしていました。現代ですから言論の自由が保証されているのですね。3方向からの衛兵行進を見て、両親をバッキンガム内部見学に押し込み、クラリッジズ・ホテルでアフタヌーン・ティーを楽しんで、夜は「オペラ座の怪人」を見てきました。「オペラ座〜」も初めて行った時にどうしても見たかったミュージカルです。今年は20周年記念公演なのだそうです。映画になったため、ますます人気が出ていたようですが、体中に響く歌声とオーケストラ、シャンデリアをはじめとするさまざまな大がかりな、凝った舞台装置、ロイド・ウェバー全盛期の素晴らしい音楽はキャストが変わっても健在で、全身で楽しめるミュージカルでした。やっぱり歌舞伎もオペラもミュージカルも、派手で没入できるところが一番楽しめますね。両親も、映画を見て予習した甲斐があり(笑)、筋も分かって楽しかったようでした。今日は私自身も初めてのロンドン・アイにも乗ってきたし、英国という国の文化、そして国力の、層の厚さを感じられる観光でした。

両親にどこが良かったか聞いてみたところ、英国でこの街というのは特に言えないそうですが、全般的にのんびりとした田舎の空気が気に入ったと言っていました。そして、大都会にもたくさんの緑があること。私自身がこの国で一番落ち着くのがそのまさに空気としか呼べないもの。全身を包み込む穏やかさのようなものが好きなのです。(もちろん、繰り返しますが、イヤなところもいっぱいあります。英国人は獰猛で非能率的で差別的であるのも事実です。)それでも私が初めてこの国に来て、好きだと思ったその感覚が、分かってもらえる旅だったようでした。今日明日はケンブリッジ、それからパリに向かいます。

c0105386_8164614.jpgそうそう、ハイドパーク・コーナーからバッキンガムに向かう時におもしろい信号を見つけました。うま・・・
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by ellisbell | 2006-09-10 08:14 | trip
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