Under the English Sky


英国、ケンブリッジでの生活で感じたことを書いていこうと思います。
by ellisbell
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30
カテゴリ
以前の記事
お気に入りブログ
link

ペンザンス(と、お隣さん)

c0105386_88012.jpg
新しい隣人ができました。

Omairのいた部屋にはSarahという女の子が、Charlesのいた部屋にはNickという男性がやってきました。Sarahは昨日ボーイフレンドと数人でラウンジにいるところで挨拶しただけですが、Nickは大柄でよくしゃべるインド人で、さっきまでラウンジでRuthとLen Siewと一緒にしゃべっていました。Ruthも次の土曜には出て行くと言うので、寂しい限り。こちらに来て一番いろんなことを親切に教えてくれた女の子です。Midlandsの自宅に帰るだけだし、また諮問の時には来るから、と言っていましたが、みんなでお別れ会をする時間が合わず、たまたま夕方に彼女を見かけてしゃべっていたところにLen Siewが来て、パーティができないならと、Ruthがキャロットケーキを出してきて、「日本ではデザートは別腹って言うんだよ」と私が言いながら、女3人でそれぞれの国の話から天皇制や王室、彼の話まで、いろんな楽しい話をしていたところにNick登場でした。これはどうするの、あれはどうするの、と聞く彼に、やっぱり一番親切に教えてあげていたのはRuth。新しい友達と、去っていく友達が入り乱れてつながり合って。Ruthが寂しがらないでね、ここは駅みたいな特別な場所だから、また新しい出会いがあるんだから、と再度言ってくれました。ケンブリッジ「駅」からはもうすぐまた一人旅だって行きます。

お別れのシーズンに旅行をしていて、例えばCharlesのお別れ会に出られなかったのは残念ですが、初めて行ったコーンウォールは想像とはまたひと味違う、おもしろい場所でした。ペンザンス。ひりひりするのどに不安を覚えながら寝た夜は、想像通り熱が上がり、寒気と身体の痛みを一緒に連れての5時間の列車の旅。ペンザンスは、パディントンから出るGreat Westernの最終駅なのです。つまりイングランドの最西端。今回はそこから、Land's Endと呼ばれる場所を目指す旅です。体調が悪くて、電車に乗った途端に寝てしまいましたが、前の席に座ったおばさまはどうやらお話相手が欲しかったらしく、半分をすぎた辺りで目を覚ますと、早速いろいろなことを教えてくれました。Devonの最西端がPlymouth。海軍基地のある大きな街です。プリマスから橋を渡ると、コーンウォールに入ったというマークがあるというのもそのおばさまが教えてくれました。いよいよあこがれのコーンウォール。Cornish (Devon) Creamというのはクロッテッドクリームの別名だし、Cornish Pastyという牛肉のパイも有名、そして何より海辺だからお魚がおいしいはずです。エクセターをすぎると左手には一面の海。南の海岸線だから、青くてとてもきれいです。そして、東南部の白い壁とは対照的な、赤い石灰岩の大地が見えます。最果ての地、コーンウォールはもうすぐです。

コーンウォール半島の最西端、ペンザンスに到着したのは3時。ロレンスが描くコーンウォールに影響されていた私は、荒涼たる寂れた土地を想像していたのですが、実際のペンザンスは期待に反する陽光あふれるリゾートでした。青い空と青い海、そして穏やかな気候。出発したロンドンがどんより曇っていたのとは大違いです。しかし、ペンザンスという言葉がCornishで「聖なる土地」を意味するように、イギリス版モンサンミッシェル、St. Michel's Mountが見え、道を歩く人たちの顔もやはりケルトが強い感じがします。ここはブロンテ姉妹の母親の生まれた場所。イングランドの一部ではありますが、コーニッシュと呼ばれる言葉が残り、ケルトの文化が色濃いところです。泊まったB&Bの名前も、コーンウォール語で「海辺の家」という名前。(Chy-An-Mor・・・読めません。)c0105386_891055.jpg教会にはハイクロスのお墓が立ち並び、こんなハイクロスもありました。(ハイクロスにキリストが架かっているのは初めてみました。)ペンザンス自体は小さな街で、到着したのが土曜日だと言うこともあり、街にはあまり人もいないし、お店もたくさん閉まっていました。けれどもハーバーがあり、海鳥の声がして、いかにも海辺の街といった感じです。そして道を歩いている男の人がみんな海賊に見える!髪を長く伸ばしてひげも生やし、日焼けした小柄で敏捷そうなケルト系の男の人たち。勝手に「あの人海賊」と思いながら(それが結構たくさんいるのです!)街を歩き、コーニッシュクリームを試すため、ティールームに入りました。頼んだのはもちろんクリームティー(クリームティーというのは、お茶とスコーンのセットのことです)。c0105386_884814.jpgスコーンがなぜか油っぽかった(何となくCornish Pastyの外のパイ皮みたいな味のスコーンでした)のが残念ですが、クリームはやっぱり絶品でした。とってもフレッシュ。クロッテッドだからもちろん濃いのですが、香りも舌触りもとてもなめらかでフレッシュで、舌の上で溶けるようなクリームでした。のどと身体の痛みをおして食べに来て良かった☆

次の日はイングランド最西端を目指すので、熱が上がっては困ります。しかも、セント・アイヴスとミナックシアターにも行く予定です。相変わらずの盛りだくさん旅行。さっさとB&Bに戻って就寝、明日のランズ・エンドが楽しみ(不安?)です。
[PR]
by ellisbell | 2006-09-21 08:07 | trip
<< 地の果て Paris >>


ライフログ
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧