Under the English Sky


英国、ケンブリッジでの生活で感じたことを書いていこうと思います。
by ellisbell
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Commonwealth

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今日もケンブリッジは降ったりやんだりの奇妙なお天気でした。

秋が深まって、いよいよ今週末は時計の針を戻さなくてはならなくなりました。最近は、人に会うたびにその話。「今度の土曜、時計を変えるんだよ」とみんな教えてくれるのですが、やっぱり何人か「どっちにだっけ??」と言う人がいます(笑)。サマータイムが終わるのですから、1時間、時計を遅らせるのですよね。Spring forward, Fall back.と覚えるんだよ、とのことでした。春とともにやってきたsummer timeは、もう終わり。毎日、数分ずつ日が短くなっているので、本当に最近では部屋にいても、あれ?もう電気がいるなぁと思うのがめっきり早くなってきました。今年はびっくりするほど暖かい秋ではありますが、日照時間はどうしようもないですね。

先日、ポルトガル人のF、英国人のCと話していたときに、Fがブラジルに行ったと言っていました。国連で働いていたFはいろいろな国の文化に興味があるらしく、日本語についてもいろいろ聞いていましたが、逆に私が聞いてみたかったのは、自分の母国語が世界のまったく違う場所で、同じように通じるというその経験。もちろん植民地主義の大きな副産物です。どんな感じ?と聞いてみると、FもCも、奇妙な感じがすると言っていました。英語がBritishとAmerican、Australian、Indianとまったく違うように、ポルトガル語も違うのだとか。(アメリカ英語は合理的で意味のない文字を飛ばしたり(colour→color)するのは有名ですが、Aussieはもっと短い!Thanks→Ta、university→uni、biscuit→bicky。)言葉と同じく国民性も違います。前に、BBCでカナダが英連邦から独立するかどうかというニュースをやっていましたが、オーストラリアなども同じ動きがあるのは、当然と言えば当然でしょうか。

英連邦(Commonwealth of Nations)。英国の元植民地が、英国元首エリザベス二世女王を元首としてゆるやかに集まっているその連合体。2002年のJubileeに際して、カナダでもオーストラリアでも連邦から抜けようという動きが盛んだったようです。BBCでやっていたのは、しかし、ブリティッシュコロンビアの辺りでは、分離派はごく少数で連邦にとどまりたい人が多いというニュースだったのですが、今でも旧植民地が英国という国にある意味で属しているのはとても興味深いことです。このコモンウェルスというのはもちろん自由参加で、いつでも脱退できるので、アイルランドのように参加していない旧植民地も当然あります。アイルランドはやっぱりね、イギリスに近すぎてずいぶんひどいことばかりされているから・・と私は思っていますが、友達に言わせると、カナダなどは若い国である上に、あまりにもアメリカに近く(アメリカは独立戦争をして、完全にイギリスからは独立しています)、アメリカ文化にさらされすぎているので、自分たちのルーツである英国により心情的に近いものを感じるのだとか。私にはまったくもって不思議に思えるのですが、英国の元首エリザベス二世は、コモンウェルスの元首でもありますから、例えばオーストラリアやインドなどに内政干渉ができるのだそうです。本当にするかどうかは別として(実際に何度かなされたこともあるそうですが)、独立したそれぞれの国が、テクニカルにそれだけ英国にまだ従属しているというのはかなり驚きですよね。未だにオーストラリア国民になるためには、テクニカルには、英国女王への忠誠を誓うことが必要なのだとか。今更ながら、強大な大英帝国の力を見せつけられる思いがしました。

写真は、先日行った植物園。美しい紅葉が見られました。日本も今年は紅葉が遅いのでしょうか。
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by ellisbell | 2006-10-27 04:45 | society
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